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ムーディーズとMSCI、透明性の向上とデータ主導型リスクソリューションの提供に向けた戦略的提携を発表


ニューヨーク--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --MSCI(NYSE: MSCI)とムーディーズ・コーポレーション(NYSE:MCO)は、双方の強みを生かし、ESGと持続可能性に関する透明性の向上と意思決定の強化を狙う、画期的な戦略的パートナーシップ契約を発表しました。




ムーディーズは、世界最大規模の資産運用会社や資産所有者が利用するMSCIのサステナビリティデータとモデルを活用します。先週締結されたこの契約には、企業財務に関連するESGリスクと機会に対する企業の管理状況を測定する、MSCIの業界随一のESG格付けとコンテンツが含まれます。MSCIデータへのアクセス権を得たムーディーズは、銀行、保険、そして法人セクターのムーディーズの顧客に対して提供する幅広いソリューションを通じて、既存のESGデータとスコアのサービスをMSCIのサステナビリティコンテンツの提供に徐々に移行していく予定です。


MSCIは、5億社以上の企業データを有する世界屈指の企業統計情報源であるムーディーズの「オービス」データベースを利用できるようになり、非上場企業のESGカバレッジが拡大されます。さらに、MSCIとムーディーズは、ムーディーズの非上場企業のデータと信用スコアリングモデルを活用し、プライベートクレジット市場に関するより深い洞察を提供するソリューションを探っていきます。


ムーディーズの社長兼最高経営責任者(CEO)のロブ・ファウバーは、次のように述べています。「ムーディーズは、グローバルな投資コミュニティー向けソリューションのリーダーであり、ESGおよびサステナビリティのパイオニアであるMSCIと提携できることを嬉しく思います。ムーディーズのお客様は、MSCIの有名なESGコンテンツを利用できるようになり、MSCIのお客様はムーディーズの世界クラスのリスク評価の専門知識、データ、インサイトを利用できるようになります。」


MSCIのヘンリー・A・フェルナンデス会長兼最高経営責任者(CEO)は、次のように話しています。「ムーディーズと提携し、MSCIのESG・サステナビリティデータをムーディーズのグローバルな幅広い顧客層に対して提供できることを私たちも非常に嬉しく思っています。サステナビリティは引き続き、世界の投資環境を再構築する最も重要なトレンドのひとつですが、その一方でプライベートアセットへのシフトという動きもあります。今回の契約は、MSCIが非上場企業のESGカバレッジを拡大し、顧客セグメントや資産クラスを跨ぐ、強化されたソリューションを提供するのに役立ちます。」


この提携は、格付け機関であるムーディーズ・レーティングスには影響しません。ムーディーズ・レーティングスは、独自の「クレジット・インパクト・スコア」と「発行体プロファイル・スコア」を通じて、ESG要素が格付けに与える重要な影響に関して今後も透明性を提供していきます。また、セカンドパーティオピニオンやネットゼロアセスメントを含むサステナブルファイナンスの提供、市場をリードする気候変動ソリューションへの取り組みも引き続き行っていきます。


今回の提携の金銭的条件は公表されていません。


ムーディーズ・コーポレーションについて


ムーディーズ(NYSE: MCO)のデータ、インサイト、そして革新的なテクノロジーは、相互に関連するリスクがますます高まる世界において、顧客が世界を総合的に捉え、機会を切り開くのに役立ちます。グローバル市場における豊富な経験と、40か国以上、約15,000人の多様な人材を抱えるムーディーズは、顧客が確信を持って行動し、そして成功するために必要となる包括的な視点を提供します。詳細はmoodys.comをご覧ください。


MSCIについて


MSCIは世界の投資コミュニティーに重要な投資判断支援ツールとサービスを提供する大手企業です。50年以上にわたるリサーチ、データ、テクノロジーの専門知識を有する同社は、クライアントがリスクとリターンの重要な推進要因を理解して分析し、自信を持ってより効果的なポートフォリオを構築できるようにすることで、投資判断を向上させます。MSCIは業界をリードするリサーチ強化ソリューションを構築し、クライアントはこれを用いて投資プロセス全体を把握し、透明性を高めることができます。詳細は、www.msci.comをご覧ください。


1995年の私的証券訴訟改革法に基づく「セーフハーバー」声明


本リリースに含まれる一部の記述は、将来の見通しに関する記述であり、多くのリスクと不確実性を伴うムーディーズの事業および運営に関する将来の期待、計画および見通しに基づいています。これらの記述には、将来の予想に関する記述において企図され、表明され、予測され、予想され、または暗示されたものとは実質的に異なる実際の結果または成果を引き起こす可能性のある見積り、計画、目標、予測、仮定および不確実性が含まれます。株主および投資家の皆様におかれましては、これらの将来の予想に関する記述に不当な信頼を置かないよう注意してください。本リリースに記載されている将来の予想に関する記述およびその他の情報は、本書の発行日付現在で作成されたものであり、ムーディーズは、適用される法律または規制によって要求される場合を除き、その後の進展、予想の変更またはその他の結果のいずれであるかを問わず、将来にわたって当該記述を公に補足、更新または改訂する義務を負うものではなく、またその意図もありません。1995年の私的証券訴訟改革法の「セーフハーバー」条項に関連して、ムーディーズは、実際の結果がこれらの将来の予想に関する記述によって示されたものと、おそらく実質的に異なる可能性のある特定の要因を特定しています。これらの要因、リスクおよび不確実性には、以下のものが含まれますが、これらに限定されるものではありません。インフレに対応する資本市場の混乱、インフレおよび関連する政府による金融政策行動を含む現在の経済状況の影響、世界的な信用市場に対する経済活動全般の影響(合併・買収の量、国内および/または世界的な資本市場で発行される債券およびその他の証券の量への影響を含みます);金融機関の不安定性、信用の質に対する懸念、ならびに金融およびクレジット市場のその他の潜在的な変動の影響を含む、米国および外国政府のイニシアティブおよび金融政策の現在の経済環境に対応する効果の不確実性および予想される付随的帰結;ロシア-ウクライナの軍事紛争およびイスラエルおよびその周辺地域における軍事紛争の世界の金融市場、米国および世界の経済全般の状況およびGDP、世界的な関係、ならびに同社の活動および人員に対するグローバルな影響;その他国内および他の国々で発行される債券およびその他証券の量に影響を与え得る事項(規制、競争を激化させ金融サービス業界における中断や仲介を加速させる可能性のある技術の利用の増加、非伝統的な当事者によって格付けされまたは評価される無格付けまたは証券の発行件数を含む);米国および外国における合併吸収活動の水準;関税、租税協定および貿易障壁に関連するものを含め、米国および外国の政府の信用市場、国際貿易および経済政策に影響を与える不確実な効果と予想される付随的帰結に関する行動;MISによる信用格付けの撤退が、政治的不安定性がそのような行動を保証する国において、もはやムーディーズが商業活動を行っていない国に対する影響;市場における当社の信用に影響を与える懸念、または独立した信用機関の格付けの完全性または有用性に対する市場の認識に影響を与える懸念;競合するおよび/または新興の技術および製品の導入または開発;競合他社および/または顧客からの価格設定圧力;新製品開発およびグローバル展開の成功レベル;NRSROとしての規制の影響、米国、州および地方の新たな法律および規制の可能性;EUおよびその他の外国の法域における競争および規制の増加の可能性;当社の格付意見に関連する訴訟、ならびにムーディーズが随時対象となる可能性のあるその他の訴訟、政府および規制当局の手続き、調査および照会への露出;訴答基準を修正する米国法の規定、および信用格付機関に不利な方法で信用格付機関に適用される責任基準を修正するEU規則;サービスの価格設定に追加的な手続的かつ実質的な要件を課すEU規則の規定、および規制目的で使用される非EU格付けを含めるための監督権限の拡大;米国と中国の将来の関係に関する不確実性;主要な従業員の喪失の可能性と世界的な労働環境の影響;当社の業務およびインフラの障害または機能不全;サイバー脅威に対する脆弱性またはその他のサイバーセキュリティ上の懸念;2022 - 2023ジオロケーション再構築プログラムなどの、当社の再構築プログラムのタイミングと有効性;通貨および外国為替の変動性;ムーディーズのグローバルな税務計画イニシアティブの税務当局によるレビューの結果;ムーディーズが、データ保護およびプライバシー法、制裁法、腐敗防止法、および政府職員への賄賂の支払いを禁止する現地の法律を含む、ムーディーズが事業を行っている法域で適用される外国および米国の法律および規制を遵守しない場合の、刑事制裁または民事上の救済措置を受ける可能性;合併、RMSの買収などの買収、またはその他の企業結合の影響、および買収した事業の統合をムーディーズが成功させる能力;将来のキャッシュ・フローの水準;設備投資の水準;そして、金融機関によるリスク管理ツールに対する需要の減少。これらの要因、リスクおよび不確実性、ならびにムーディーズの実際の結果が、将来の 予想に関する記述において企図され、表明され、予測され、予想され、または暗示されたものとは実質的に異なることを引き起こす可能性のあるその他のリスクおよび不確実性については、2023年12月31日に終了した会計年度のムーディーズの年次報告書(Form 10-K)のパートI、項目1Aの「リスク要因」、および当社がSECに随時提出するその他の書類、または本資料やその他の資料に組み込まれている資料に詳細に記載されています。株主および投資家の皆様におかれましては、これらの要因、リスクおよび不確実性の発生により、当社の実際の業績が、将来の見通しに関する記述において意図、表明、予測、予想または示唆されているものとは大きく異なる可能性があり、当社の事業、経営成績および財政状態に重大かつ不利な影響を及ぼす可能性があることをご承知おきください。新たな要因が発生する可能性が随時あり、当社は新たな要因を予測することはできず、また、新たな要因が当社に及ぼす潜在的な影響を評価することもできません。本資料に記載されている将来の見通しおよびその他の記述は、当社の企業責任の進捗状況、計画および目標(持続可能性および環境に関する事項を含む)に言及している場合があり、これらの記述が含まれていることは、これらの内容が投資家にとって必ずしも重要であることを示すものではなく、また、当社が証券取引委員会に提出した書類において開示が要求されているものでもありません。さらに、過去、現在および将来を見据えた持続可能性に関連する記述は、現在も発展中の進捗状況を測定するための基準、進化を続ける内部統制およびプロセス、ならびに将来変更される可能性のある前提条件に基づいている場合があります。


本プレスリリースには、1995年証券民事訴訟改革法で定める将来の見通しに関する記述が含まれています。将来の見通しに関する記述は、将来の出来事や業績に関するものであり、MSCIの実際の結果や活動、業績、達成のレベルが、本リリースで表明または暗示されている将来の結果や活動、業績、達成のレベルから大きく変わる可能性のある既知または未知のリスクを含んでいます。将来の見通しに関する記述は、「かもしれない」「可能性がある」「期待する」「意図する」「計画する」「目指す」「予見する」「考える」「見積もる」「予測する」「潜在的」「引き続き」などの言葉や、これらの言葉の否定形またはその他類似表現によって識別できる場合があります。将来の見通しに関する記述には、既知および未知のリスク、不確実性、および場合によってはMSCIが制御できないその他の要因が含まれており、これらは実際の結果や活動、業績、達成のレベルに重大な影響を及ぼす可能性があるため、過度に信頼すべきではありません。


MSCIの実際の結果や活動、業績、達成のレベルに重大な影響を与えうるその他の要因は、2024年2月9日に米国証券取引委員会(SEC)に提出された2023年12月31日に終了した会計年度のMSCIの年次報告書のフォーム10-K、ならびにSECに提出または用意された四半期報告書のフォーム10-Qおよび当期報告書のフォーム8-Kに記載されています。これらのリスクや不確実性のいずれかが顕在化した場合、あるいはMSCIが根拠とする仮定が正しくないことが判明した場合、実際の結果はMSCIの予測から大きく変わる可能性があります。本プレスリリースに記載されている将来の見通しに関する記述は、将来の出来事に関するMSCIの現在の見解を反映したものであり、MSCIの事業、業績、成長戦略、流動性に関するこれらおよびその他のリスク、不確実性、仮定の影響を受けます。MSCIは、法律で義務付けられている場合を除き、新たな情報、将来の出来事、その他の理由の如何を問わず、これらの将来の見通しに関する記述を公式に更新または修正する義務を負いません。


本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。


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