【川崎Ｆ】圧倒的に攻めた前半１点止まり「勝ちたいゲームだった」終盤追いつかれ３戦連続ドロー

川崎F対広島　試合を引き分け、サポーターにあいさつして回る川崎Fイレブン（撮影・河田真司）

＜明治安田J1：川崎F1－1広島＞◇第21節◇29日◇等々力

川崎フロンターレは川崎市の市制100周年記念試合で、サンフレッチェ広島に追いつかれ、引き分けに終わった。

序盤から川崎Fが数多くのチャンスをつくったが1点しか奪えず、終盤は3バックにして守備を固めたが、広島MF満田にミドル弾を浴び、勝ちきれなかった。これで3戦連続ドローで4戦未勝利となった。

川崎Fの鬼木達監督は「勝ちたいゲームだったが出来なかったことが悔しい。先制点を取るところまでは良かったが、その後の、2点目の所の意識とラストの時間。両方がかなわなかったのはよくなかった」と総括した。

前半で複数得点を手にしてもおかしくない攻撃だった。それだけに「2点目を取れないことで焦ってしまって最後の時間で取られることもある。メンタル、体力的なところも含めて気持ちと体力の余裕が持てれば違う戦いになる。我慢強さが足りないかもしれない。改善できるところは改善していく」と前を向いた。【岩田千代巳】