starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

【C大阪】喜田陽が右膝の大けが乗り越え練習に合流 久保建英らと17年U17W杯代表の主力


取材に応じるC大阪喜田

故障で長期離脱していたセレッソ大阪のMF喜田陽(ひなた、23)が2日、大阪市内で行われた全体練習に約7カ月ぶりに完全合流した。昨年12月の練習中に右膝半月板を断裂し、手術とリハビリを経ての復帰となった。

先週から練習に部分合流していた背番号5は、痛みや違和感もないという。

「夏場はしんどい時期。(選手は疲労の蓄積で状態が)落ちてくるんで、チームの新しい力になりたい。(自分が入って)1つでも上の順位(現在5位)にいけるように、1試合でも早く出られるようにするだけ。あとはコンディション次第」

17年のU-17ワールドカップ(W杯)日本代表メンバーで、久保建英、中村敬斗、菅原由勢、鈴木彩艶ら今やA代表の主力となったメンバーと世界のベスト16を経験。その後、度重なる故障はあったものの、昨年はプロ初得点をJ1リーグで挙げ、先発定着も見えてきたタイミングでの右膝の負傷だった。

「休んだことで、サッカーをいろんな角度から見られた。自分が入ったら、こんなプレーをしたいとか」

リーグ戦で先発する現在の主力と今後、練習でマッチアップできる。3列目からのスルーパスやカバー能力に秀でた一方、昨季は16試合に出場したリーグ戦で、自身のボールロストで手痛い失点も味わった。

「試合に出続けることの大変さなど、学びのあった1年。それを生かしてゼロや1からスタートしたい」

MF田中駿汰(27)やMF奥埜博亮(34)ら主力ボランチについては、「いい選手がいるんで、そこのポジションを奪わないといけない。J1優勝という目標のために、すごくいい選手とやれる。その練習で全部やれれば、試合でもできるはず」と、1つの目安を口にした。

小菊昭雄監督(48)も「ようやく完全合流できた。ボールを前に出せるし、守備範囲も広い。改めてうまいなと思う。陽の復帰は、夏の大切な時期にすごく心強い。僕としては選択肢が増えるのは大きい」と歓迎した。

下部組織出身のプロ6年目は、4日で24歳の誕生日を迎える。この1年で成功と苦難を経験したボランチが、8月には待望の先発争いに加わってきそうだ。【横田和幸】

◆喜田陽(きだ・ひなた)2000年(平12)7月4日、大阪・泉大津市生まれ。C大阪の下部組織で育ち、高校2年だった17年は2種登録され、J3やルヴァン杯に出場。同年のU-17W杯インド大会の日本代表入り。プロ1年目の19年は当時J2の福岡に期限付き移籍。20年に復帰、23年は自己最多のJ1で16試合に出場、6月24日札幌戦でプロ初得点をマーク。J1通算24試合1得点、J2通算10試合、J3通算69試合無得点。171センチ、59キロ。

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.