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【札幌】12季ぶり7連敗、9季ぶり4戦連続無得点「攻撃の質の差」ペトロビッチ監督


札幌対新潟 渋い表情の札幌ペトロビッチ監督(撮影・黒川智章)

<明治安田J1:札幌0-1新潟>◇第21節◇29日◇札幌ドームj

北海道コンサドーレ札幌はホームでアルビレックス新潟に完封負けし、12年以来12季ぶりの7連敗を喫した。

4試合連続無得点はJ2時代の15年以来9季ぶり。後半7分、先制点を献上し、追いつけなかった。ペトロビッチ監督(66)は「ボールを奪ってからの攻撃の質、攻撃の時のクロスやラストパス、シュート、そういう部分の質の差」と悔やんだ。

前節26日東京戦(0-1)から中2日。先発は3人入れ替わった。今節、累積警告による出場停止のDF岡村大八(27)に代わってDF家泉怜依(24)が3バック中央に入り、出場停止明けのMF小林祐希(32)が2試合ぶり復帰。FW大森真吾(23)が14試合ぶりにリーグ戦で先発した。FW鈴木武蔵(30)は疲労を考慮され、ベンチスタート。指揮官は「90分を通して考えた時に、チームとして最大限の力を出せるように」と起用意図を説明。ただ、前半38分に、左太もも裏の違和感でMF長谷川竜也(30)が交代するアクシデントもあり、ゲームプランを難しくさせた。

急きょ前半途中から出場した鈴木は「申し訳ないです。僕のパスミスからカウンターまで行ってしまったので」と失点につながるプレーを反省。「自分の力でもっと状況を打開したいと思って、周りに頼らずやってきているけど、なかなか難しい。自分でドリブルで切り裂いていくしかない」と覚悟を口にした。

今季3勝目が遠い。4月6日ガンバ大阪戦(1-0)以来、もうすぐ3カ月、結果を出せていない。今月加入したDF大崎玲央(32)は後半25分から札幌での公式戦初出場を果たし「パスのテンポで流れを変えたいと思ったけど、なかなかできなかった。チームの雰囲気はポジティブだし、戦っている。これをベースに続けていけば結果はついてくる」と浮上を信じる。チームは長いトンネルを抜けるためのきっかけを探している。【保坂果那】

▽後半25分、札幌での公式戦初出場を果たした新加入のDF大崎「結果的に負けたので、それに尽きる。パスのテンポで流れを変えたいと思ったが、なかなかできなかった」

▽後半37分、リーグ戦デビューを果たした大卒ルーキーのDF岡田「個人的にはここからという感じ。ただチーム状況的にも苦しい。少しでも力になりたい」

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