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【ソフトバンク】東浜巨2敗「気まずい思いさせた」1000投球回達成した初回に3失点


オリックス対ソフトバンク 1000投球回を達成し、記念ボードを手にあいさつするソフトバンク東浜(撮影・藤尾明華)

<オリックス3-1ソフトバンク>◇27日◇京セラドーム大阪

ソフトバンク東浜巨投手(34)がNPB史上371人目となるプロ通算1000投球回を達成した。初回の記録達成で花を添えたいところだったが、オリックス森に決勝2ランを浴びるなど同回は5安打3失点。結果的に6回10安打3失点で今季2敗目を喫した。それでも今カードは2勝1敗で勝ち越し。首位独走は変わらず、切り替えて敵地日本ハム3連戦に挑む。

   ◇   ◇   ◇

東浜にとっては笑顔なき記録達成だった。1回。6番西野を二直に仕留め、通算1000投球回に到達。イニング終了後に記念ボードを受け取ったが、白い歯は見せなかった。「(ボードを)渡す人にも気まずい思いをさせてしまって申し訳ない」。立ち上がりの投球を悔やんだ。

無死一塁で2番森に決勝3ランを被弾。4球目、高めに浮いたカットボールを右翼スタンドに運ばれた。さらに2死一、三塁のピンチで7番セデーニョに中前適時打を献上。右腕は「ホームランもそうですけど…」と悔やんだ上に「チーム的にも個人的にもやっぱり3点目が痛いなと。あそこで重い雰囲気にしてしまった。そこも反省です」と肩を落とした。

相手先発は「左大胸筋の筋損傷」から復活したエース宮城。復帰登板とはいえ、難攻不落の左腕相手に初回の3失点は重かった。結果的に打線は1点止まり。東浜は6回3失点でQS(6回以上、自責3以下)は記録したが「それ以上のダメージがある点の取られ方だったと思う。勝たせられなかったのは本当に悔しいです」と唇をかんだ。

今季2敗目となったが、NPB史上371人目の快挙だ。17年には最多勝のタイトルを獲得するなど通算72勝を挙げている右腕。プロ12年目でベテランの域に突入している。「積み重ねてきたものは変わらないと思う。通過点としてまだまだ頑張りたい」。次回は日程の関係で中6日以上の間隔になる可能性もあるが、雪辱を誓った。

連勝は4でストップ。大阪では2勝1敗と勝ち越し、28日は移動ゲームで敵地日本ハム3連戦だ。独走ロードへ、再び白星を重ねていく。【只松憲】

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