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【日本代表】“死の組”に森保監督「予想通り厳しいグループに入ったな、と」豪州、サウジと同組


サッカー日本代表の森保一監督=2024年3月14日撮影

サッカー2026年W杯北中米大会アジア最終予選(9月2日~来年6月10日)の組み合わせ抽選会が27日、マレーシア・クアラルンプールで行われ、8大会連続の出場を狙う日本代表(FIFAランキング17位)はC組でオーストラリア(23位)、サウジアラビア(56位)、バーレーン(81位)、中国(88位)インドネシア(134位)との対戦が決まった。アジア枠は前回までの4・5枠から8・5枠に拡大しているが、「最終予選は別次元の戦い」という森保一監督の言葉通り、予断できない厳しい戦いとなりそうだ。

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これも何かの因縁か。再びオーストラリアとサウジアラビアと相まみえる。「永遠のライバル」オーストラリアは10年南アフリカ大会予選からアジア連盟に参加して以降、5大会連続での同組。加えてサウジアラビアも3大会連続して最終予選での顔合わせとなる。

2次予選終了後に「最終予選は別次元の戦いになる」と口にした森保監督。あらためてこの日「予想通り厳しいグループに入ったな、という第一印象です。前回のW杯最終予選も険しい道のりを歩み、今回もそれ以上に過酷な戦いに挑むことになりますが、覚悟と勇気を持って臨みたいと思います」と声明を出した。

抽選会はFIFAランキング順に第1~6ポットに3チームが分かれ、ドロワーがA~C組を選択する方式。本来ならサウジアラビアは第2Pに入るチームだが、直前のFIFAランキングで第3Pに転落。第1Pの日本、イラン、韓国のどこがサウジアラビアを引くかが1つの焦点で、イコール「死の組」だった。

中東の盟主サウジアラビアは、カタールに触発されて34年W杯開催に本腰を入れている。同時に国策としてスポーツ振興に力を入れ、中でもサッカーは国を上げての強化に乗り出している。そのスタイルも、日本人が苦手とする鋭いターンや伝統的なカウンター攻撃、空中戦を仕掛けてくる。

最終予選は上位2チームがまず本大会切符を手にする。W杯8強を狙う日本代表にとって、来年6月で予選を終了させることが大前提。同年秋以降は本番をにらんだ強化に充てたいため、必然的にこの2強崩しが求められる。さらにフィジカルを前面に押し出してくるバーレーンや中国。1月のアジア杯では国籍変更した選手を軸に日本を苦しめたインドネシアと、単純なランキングでは測れない怖さのあるチームがそろう。

前回大会初戦ではオマーンに苦杯を喫した森保監督は「アジアでの戦いは一筋縄ではいきませんが、これまでの経験やチームとしての積み上げを生かしながら選手、スタッフとともに一戦一戦、勝利を目指して戦い抜きます」。強い覚悟をもって挑む。【佐藤隆志】

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