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<欧州選手権(ユーロ2024):ジョージア2-0ポルトガル>◇26日(日本時間27日)◇1次リーグF組◇第3戦◇ゲンゼルキルヘン
初出場のジョージア(FIFAランキング74位)が、優勝経験国のポルトガル(同6位)を2-0で破る大番狂わせで、16強進出を決めた。勝ち点4とし、グループ3位で通過した。
FWジョージズ・ミカウタゼ(23=フランス1部メス)が3試合連続となるゴールとアシストも記録し、全2得点に絡む大活躍を見せた。守ってはGKギオルギ・ママルダシュビリ(23=バレンシア)がロナウドのシュートなどをことごとくセーブし、完封で歴史的勝利を飾った。
下馬評では最も期待値が低かったジョージアだが、強豪と互角以上に渡り合った。開始早々の前半2分、ミカウタゼのスルーパスからFWクラツヘリアが左足で幸先良くゴールを奪った。
攻撃力に勝るポルトガルに反撃に遭った。前半17分には39歳ロナウドが30メートルの距離から時速130キロの弾丸シュートを放ったが、ママルダシュビリが鋭く反応してセーブ。大会最年長ゴール記録を許さなかった。
ポルトガルの攻撃をしのぐと、後半8分、DFロホシビリが倒された。VARチェックを経てPKとなり、同12分にミカウタゼがゴール右に冷静にシュートを決めて追加点を挙げた。
終盤はポルトガルにゴール前に押し込まれ、シュートを打たれたが、GKママルダシュビリが立ちふさがった。体を張った守りでゴールを許さず、このまま2-0と快勝した。勝利をつかむと、選手たちは優勝したかのような大騒ぎ。ポルトガル、トルコに続く3位で決勝トーナメント進出を手にした。