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【日本ハム】宮西尚生「くさった態度でいたら人として終わる」開幕2軍も歯を食いしばり今季初H


西武対日本ハム 11回から登板した日本ハム宮西(撮影・足立雅史)

<西武2-2日本ハム>◇26日◇大宮

“北の鉄腕”が今季初ホールドをマークした。日本ハム宮西尚生投手(39)が、西武戦(大宮)の延長11回に7番手でマウンドへ。相手の中軸を13球で3者凡退に仕留め、今季3試合目にして初ホールドを記録した。17年連続ホールドをマークし、前人未到の400ホールドまで残り6。試合は両軍の投手陣が1歩も譲らず、2-2で引き分けた。

   ◇   ◇   ◇

出番は同点の延長11回にやってきた。背番号25が、さっそうと大宮のマウンドに立った。先頭の栗山を得意のスライダーで二直、続く4番岸をフルカウントから中飛、最後は山村を投ゴロに打ち取ると、かすかな笑みを浮かべてベンチへ引き上げた。

宮西 前回は失敗したけど、投げさせてもらえているということはありがたいと思うし。何とか今日は結果が出て良かったなと思います。キャンプからずっと練習してきたチェンジアップを生かせたのも大きい。

プロ17年目の今季は開幕2軍スタート。「自分の立場でくさった態度でファームでいたら、人として終わるなと。チャンスがなくてもしっかりやる。『人生が試されている時期』と先輩方にも言われた」。歯を食いしばった。今月初昇格したものの、18日阪神戦、21日楽天戦と、いずれもホールドを逃していた。「鎌ケ谷でやってきたように攻めていこう。シンプルな考え方で今日は投げられた。いつも通り大胆にいこうって」。発想の転換で本来の投球を取り戻した。

今季から栗山CBOの発案で、2軍は“染髪禁止”となった。40歳のベテランも例外ではない。「鎌ケ谷の暑さで色は抜けてるけど、ちゃんと手本にならなアカンって」と照れくさそうに笑った左腕。400ホールドまで、残り6。「他のリリーフ陣たちも、ホールドっていうのはすごい応援してくれている」。周囲に背中を押されながら、17年目のシーズンが静かに幕を開けた。【中島宙恵】

○…福島が2点リードの2回に無安打で2点を失った。連続四球で無死一、二塁のピンチを招き、味方の失策と内野ゴロで同点に追い付かれた。「続けてフォアボールを出したことが反省」。2勝目はつかむことはできなかったが3回以降は粘り6回1安打2失点(自責0)。今回は中10日で登板も新庄監督は「成長している。徐々に間隔を詰めていきながら投げさせたい1人ではありますね」と話した。

○…胃腸炎で抹消された松本剛に代わり、今季初めて1軍昇格した浅間が即スタメン出場した。「しっかり自分が(松本の)穴埋めというか…。プラスアルファ、自分のいいところを出せていけたら」と臨み、初回無死二塁の今季初打席に三塁へバント安打を決めた。だが延長12回1死一、二塁の好機では空振り三振。新庄監督は「あそこで打たな。ああいう場面で回ってくることが、今日上がってきての一番のメインイベントなのにね」と振り返った。

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