DeNA平良拳太郎投手(28)が1軍復帰登板を古巣からの白星でかざる。
先発する27日巨人戦(横浜)で、右肩の違和感での離脱から約3カ月ぶりに1軍復帰する。
昨季には右肘のトミー・ジョン手術明けで888日ぶりの白星を挙げた巨人戦。16年シーズンまで所属していた右腕は「自分がいたときに選手だった人たちがコーチにいるんですけど、特には意識しないように。長打を打てる打者がいるので、1人1人切っていければ」と集中した。
ファーム調整中には肩に負担のかからない投球フォームを模索した。股関節や胸郭の動きを改良し、1日の実戦復帰後はイースタン・リーグ4試合に登板して防御率1・13と好成績を残す。「肩でしか操作できてなくて、体の使い方もよくなかった。その分肩にきたのかなと。けがする前より良い感覚で投げられていると思う」と上々の手応えで今季の再スタートを切る。