日本代表の伊東純也（31）と中村敬斗（23）が所属しているフランス1部スタッド・ランスが25日、ルカ・エルスネル監督（41）を新監督に迎えて、記者会見を行った。地元紙リュニオン電子版が25日に報じた。
ウィル・スティル監督の後任者で、スロベニア人のエルスネル監督は、1年のオプションを含んだ3シーズンに向けて契約を結んだ。
エルスネル監督は、ルアーブルを1部に昇格させた後、昨季は15位で1部に残留させていた。
記者会見でエルスネル監督は「才能ある若者たちが自己表現をするのを助け、クラブのメンバー1人1人の最高を引き出すために、自分の能力をもたらしたい。謙虚さをまじえた偉大な野心を持ちたいと思っている。」とコメントした。
また、Sランスのゼネラルディレクター、マチュー・ラクール氏はクラブの今シーズンの目標を明言した。「第1段階は、1部残留を目指す。第2段階で、目標はトップ9。第3段階で、もし最後の10節のはじめに我々がその位置に着いていたら、できるだけ上に行くことにトライするだろう」。
同紙によると、同時にクラブはXの公式アカウントで、エルスネル監督の技量の優秀さを主張していた。
「エルスネル氏は、モダンなアイデアを持ち、エレガントで、我々の町に合っている。我々は未来の方に向かっている歴史的クラブである。ルカ（エルスネル監督）は、広い理解力を持ち、5つの言葉を話し、他のリーグ・アンのクラブとは反対に、非常にインターナショナルな我々のロッカールームにとても容易に適応するだろう。彼の監督としてのアプローチとロッカールーム（チーム内）の管理において、クラブとランスの文化に一致している」。
スタッド・ランスの練習再開は26日に予定されている。【松本愛香通信員】
