【西武】牧野翔矢が支配下選手復帰「必死に頑張ります」右肘手術のリハビリ乗り越える

西武牧野翔矢（24年3月撮影）

西武は25日、昨季から育成契約となっていた牧野翔矢捕手（23）とあらためて支配下選手契約を締結したと発表した。117だった背番号は「53」に変更される。

18年ドラフト5位で遊学館（石川）から入団し、将来の正捕手候補の1人として期待されていたが、22年6月に右肘のトミー・ジョン手術を受けた。その後23年6月に2軍公式戦に復活し、ここまで練習を重ねてきた。

牧野は「リハビリ期間中など焦りを感じることもありましたが、とにかくやるだけやってやろうという気持ちでいたので、とてもうれしい気持ちです。また必死に頑張ります」と球団を通じてコメントした。

牧野は石川・穴水町の出身で、元日の能登半島地震でも被災した。1月には「家族も野球優先でいいからねと言ってくれているし、頑張るしかないと思って（所沢に）帰ってきました。復旧もなかなか難しいと思うけど、僕が頑張っていい姿を見せて、元気を与えられたら」と話していた。

牧野の支配下登録で、西武の支配下選手は67人に。3枠が空いている。