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【C大阪】「おじさんとは思わせない」34歳奥埜博亮、ホーム2連戦でJ1通算300試合出場へ


取材に応じるC大阪奥埜(24年6月19日撮影)

セレッソ大阪のFW奥埜博亮(34)が、今週の本拠2連戦でJ1通算出場数が300試合の大台に届く。

Jリーグ32年の歴史でこれまで138人が達成。現在298試合出場の奥埜は体調に問題さえなければ、26日サガン鳥栖戦を経て、30日名古屋グランパス戦で達成する。8月に35歳となるプロ13年目に、19日の練習後に心境を聞いた。

   ◇   ◇   ◇

-順調にいけば名古屋戦で大台に届く。大卒選手、しかもJ2にも55試合に出場しており、数字以上の重みがある

奥埜 ここまで、この年齢までやっているとは、プロになった当初は思ってもみなかった。僕が若い時、30代の選手に対して「おじさん」という思いもあったので、そう思われる立場になったと思うと、また違う感情も湧いてくる。

-34歳の自分に「おじさん」を感じることは

奥埜 いえいえ(苦笑い)。プロサッカー選手の中では、こういう年齢はベテランという見られ方をすると思う。選手としたら、そう思われる年齢なのかなと思う。でも、たぶん、一般的には(34歳で)おじさんと言ったら、何を言ってるんだということになる。自分としては、そう思わせないくらいのプレーを続けていきたい。

-次は350、400試合といった数字を意識しているのか

奥埜 僕は一番は、サッカーが好きで今までやってきた。それを職業にして、長くやれるにこしたことはないので、やれるところまでやりたい。数字よりは、より長くというか、自分の限界までやれればいい。

-開幕からインサイドハーフで先発し、現在はボランチをこなしている

奥埜 ある程度、いろんなポジションができるのは僕の持ち味なので、与えられた役割をすることを意識している。(ゴール前へは)ボランチからでもタイミングを見て、上がっていっていいと言われている。上がっていけるタイミングはある。試合展開を見ながらだが、ボランチからゴール前に入った方が、相手はマークしづらいと思う。

-ベガルタ仙台時代の15年から、J1で9年連続でゴールを重ねてきた(通算40得点)。今季開幕から全試合に出て無得点は、本人が気にしているのでは

奥埜 まあ、そうですが(2列目から)1つ下りて、そういうポジションになったので、しっかり全体を見て、バランスを取れればという意識の方が強い。ポジションによって、プレー強度は変わってくる。インサイドハーフをやっている時の方が、自分が苦手な強度というか。そういう意味では(3列目は)自分に合ったプレースタイルでできているのかなと思う。

◆J1出場記録(カッコ内は最終所属) 歴代1位は遠藤保仁(磐田)の672試合。191ゴールでJ1最多得点の大久保嘉人(C大阪)は、歴代12位の477試合。C大阪の守護神キム・ジンヒョンは同34位の395試合。C大阪の現社長でレジェンドの森島寛晃は同110位の318試合。

◆奥埜博亮(おくの・ひろあき)1989年(平元)8月14日、大阪・太子町生まれ。仙台下部組織、仙台大を経て、12年仙台とプロ契約。J2長崎への期限付き移籍をはさみ、19年にC大阪移籍。FW、MFすべてこなす万能型で、走行距離は常に上位。20年9月の札幌戦ではC大阪のJ1通算1000ゴール目を決める。J1通算298試合40得点、J2通算55試合7得点。23年7月に右膝外側半月板損傷の手術を受け、その後は無得点が続く。171センチ、68キロ。

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