借金26からの巻き返しを図る西武が、リーグ戦が再開されたタイミングで補強に動いた。24日に巨人松原聖弥外野手(29)を若林楽人外野手(26)との交換トレードで獲得した。
打力向上の起爆剤を求めて仕掛けた。首位ソフトバンクと25ゲーム差で最下位を走る。チーム打率2割1厘、148得点はともに12球団ワースト。0封負けした21日のオリックス戦で、32イニング連続無得点の球団ワースト記録を更新するなど得点力不足は深刻だ。
開幕から4番に座っていた新外国人アギラーは右足首痛で離脱し、復帰の見通しが立たない。長打が期待されたコルデロも2軍調整中。外野手では、加えて蛭間が左手首痛で離脱した。突出した選手がおらず、レギュラーが定まらない状態が続いており、21年に12本塁打と1発もある松原に白羽の矢を立てた。