レンジャーズ・シャーザーが今季初登板で初勝利 通算3371奪三振でマダックスに並ぶ

ロイヤルズ戦で力投するレンジャーズのマックス・シャーザー（AP）

＜レンジャーズ4－0ロイヤルズ＞◇23日（日本時間24日）◇グローブ来フィールド

開幕から負傷者リスト（IL）入りしていたレンジャーズの先発右腕マックス・シャーザー（39）がロイヤルズ戦で今季初登板し、殿堂入りしたグレッグ・マダックスに並ぶ通算3371奪三振をマークし、1勝目を挙げた。

1回先頭から5回途中まで打者13人連続凡退のパーフェクト投球を披露し、5回の2人目の打者メレンデスに二塁打を許しただけで5回まで57球を投げ1安打無失点、無四球4奪三振。最後の奪三振が通算3371個目で、マダックスに並ぶ歴代11位タイとなった。

サイ・ヤング賞に3度輝いたシャーザーは、昨季途中にメッツからレンジャーズに移籍し、チームのワールドシリーズ制覇に貢献。だがワールドシリーズ第3戦に登板した後に腰の状態が悪化し、12月に椎間板ヘルニアの手術を受けた。

久しぶりのメジャーのマウンドに「どれくらい復活できるか自分でも分からなかった。前腕が疲れていると感じた」と振り返った。