【ユーロ】顔面骨折と脳振とうで途中交代のハンガリーFWバルガ「手術を受けることになる」

空中戦で相手GKと接触するバルガ（ロイター）

＜欧州選手権（ユーロ2024）：スコットランド0－1ハンガリー＞◇23日（日本時間24日）◇1次リーグA組◇第3戦◇シュツットガルト

ハンガリー（FIFAランキング27位）がスコットランド（同39位）に1－0で競り勝ち、勝ち点3でA組3位に浮上して決勝トーナメント進出の可能性を残した。後半アディショナルタイム10分に途中出場のFWチョボットが値千金の決勝ゴールを決めた。スコットランドは同1で敗退が決まった。

この試合でハンガリーのFWバルガ（29＝フェレンツバロシュ）が後半20分過ぎにセットプレーの空中戦の競り合いで相手GKらと接触。起き上がることができず、ピッチ上で約7分間の治療を受けた上で担架で運ばれた。

試合後、ハンガリー・サッカー連盟は公式Xでバルガについて「顔面骨折と脳振とうでシュツットガルトの病院に入院している」と説明。英BBCによると、ロッシ監督は「バルガは大丈夫」と明かしたが「残念ながら骨折で手術を受けることになる」と話した。

大会は24チームがA－Fの6組に分かれて1次リーグを実施。各組2位までと、3位の成績上位4チームがベスト16による決勝トーナメントに進む。