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「160キロ投げたかった」愛知工大・中村優斗が5連続Kで154キロ! 侍大学日本代表選考合宿


紅白戦の第1試合で登板する愛工大・中村(撮影・江口和貴)

<侍ジャパン大学日本代表選考合宿>◇第1日◇22日◇バッティングパレス相石スタジアムひらつか

大学日本代表は22日、神奈川・平塚市内で選考合宿を開始した。「プラハベースボールウイーク」(7月6~9日、チェコ)と「ハーレムベースボールウイーク」(同12~19日、オランダ)に向けたメンバー選考で、全日本大学野球選手権で優勝した青学大の西川史礁外野手(4年=龍谷大平安)ら46人が参加。紅白戦3試合が行われ、愛知工大・中村優斗投手(4年=諫早農)が好アピールをした。

打者6人と対戦し、この日の最速154キロの真っすぐと、スライダー、フォーク、カットで5連続三振の快投を披露。自信のあるマウンドだった。リーグ戦終了後、重心をテーマに球質を上げるトレーニングに取り組んだ。「もともとかかと重心で球が乗り切れなかったんですが、ウエートで母指球(親指の付け根のふくらんだ部分)、小指球(小指の付け根のふくらんだ部分)に合わせてトレーニング。投げるときもそこを意識するようにしました」。ボールに力が伝わりやすくなり、打者の反応、真っすぐで空振りも奪い、手応えをつかんだ。「今春、リーグ戦で159キロが出たので、あと1キロで160キロの大台。今日乗せたかった。悔しいところです」と、苦笑いを浮かべた。

観戦したスカウトは高評価だった。西武の潮崎哲也球団本部編成グループディレクターは「出力を抑えながら、あれだけ投げられる。制球力に変化球の精度もいい。いいピッチャーですね」と、納得の表情を浮かべた。

「打者を抑えることが投手の仕事ができて良かった」(中村)。最速更新ならずとも、今年3月の侍ジャパンに選出されたプライドを堂々と見せつけた。合宿は24日まで行われ、24人が選出される。【保坂淑子】

○…日本ハムの栗山英樹CBO(63)が視察に訪れ選手たちのプレーに熱視線を送った。「地方大学にもこんなにレベルの高い選手がいる。なんかちょっとうれしいね」と目を細めた。印象に残った選手に「6大学に地方大学の投手。当然、中村君もああいう球を投げれば。個人的には裕志の息子がいいものを見せてくれた」と日本ハム飯山裕志スカウトの息子、飯山志夢外野手(4年=立正大)の印象を口にした。

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