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【阪神】4番らしい姿に清原和博氏も太鼓判!復活大山悠輔2安打「勝ったことが一番」


阪神対DeNA 4回裏阪神1死一塁、大山は中前打を放つ(撮影・加藤哉)

<阪神1-0DeNA>◇21日◇甲子園

レジェンドも太鼓判の4番復活だ。不振で2軍調整していた阪神大山悠輔内野手(29)が、16日ぶりに昇格し、定位置の4番で出場。チームただ1人の複数安打となる2安打を放った。マルチ安打について聞かれると「いや…」と否定。「チームが勝ったことが一番なので、この勢いで明日からも頑張りたいです」と引き締めた。

やはり存在感は大きい。名前がコールされると、甲子園に大きな拍手が起きた。注目の第1打席は追い込まれながらジャクソンの外角速球を右前へ。4回1死一塁でも内角153キロに振り負けず、中前に運んだ。

カンテレの解説を務めた清原和博氏(56)も試合前から注目していた。大山が打ちにいく際、不振時は投手側から見て背番号3が見えすぎていたと指摘。「自分もそうだった」と現役時と重ね合わせて熱のこもった解説を展開した。

「右打者は誰でもそうだけど、悪くなると背中側に入りすぎる。久しぶりで、4番で、力みがあるかなと思ったけど自然体で構えていた」。同じ右の強打者で4番を張り、プロ入り時の背番号も同じ3。その重圧も、技術的な悩みどころも手にとるように分かる。「みんなが打たない時にね(打つ)。最初、誰もヒットが出てない時に1人で気を吐いて、すごくよかったんじゃないですか」と、4番らしい姿を称賛した。

コンディションが上がらず、降格時の打率は1割9分9厘。2軍では連日、泥まみれで白球を追った。試合の前後に特打、特守、走り込みを繰り返した。前日20日の練習から1軍合流。打撃を見た平田ヘッドコーチも「守備、スローイングをしっかりしたから、その動きが打撃にもいい影響があるよな」と体にキレが戻ってきたことを認めていた。

岡田監督もひと安心だ。「最初に2本出たから、気分的にもだいぶ楽になったと思う。まだまだこれから。帰ってきたというか、本当はずっといないといけないんだけどね」。打線全体はまだ目覚めていない。4番に大山がデンと座る猛虎打線が本来の形。本領発揮はこれからだ。【柏原誠】

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