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【新潟】奥村仁「ファンの方を喜ばせる」今季最多3万人超のホームで勝利誓う 22日川崎F戦


笑顔で川崎F戦前日練習に参加する奥村

アルビレックス新潟のMF奥村仁(23)が、観衆の視線を独り占めにする。22日にホームのデンカS(4万1684人収容)で川崎フロンターレ戦に臨む。ともに5勝5分け8敗の勝ち点20で下位に沈むが、前売りチケットは約3万2000枚が販売済み。ポゼッションサッカーを志向する両チームのマッチアップに注目が集まる中、成長著しい大卒ルーキーがクイックネスを利かせた仕掛けで相手最終ラインをぶち抜き、ファンの度肝を抜く。

奥村が攻撃を活性化させる。試合前日の21日は、昨シーズン新潟でプレーし、Jリーグベストヤングプレーヤー賞に輝いたMF三戸舜介(21=スパルタ)がクラブハウスに激励に訪れた中、軽快にボールを追った。先発起用が予想されるプロ1年目のアタッカーは「うちがボールを握る展開になれば、相手はやりたいサッカーができないと思う。嫌なところを突いていきたい」と見据えた。

前節16日の鹿島アントラーズ戦はトップ下で先発出場。前半34分にキックフェイントで相手を翻弄(ほんろう)して左足シュートを放った。同43分には意表を突く右足アウトサイドパスを中央に走り込んだMF谷口海斗(28)に通し好機を演出。MF小見洋太(21)の先制点につなげた。「高強度の中でもライン間で(パスを)受けてターンするところなど、特徴は出せるようになって来ている」と手応えをにじませた。

関西福祉大から加入し、デビュー5試合目の5月の横浜F・マリノス戦で初先発初ゴール。結果を出してスタメンに定着し、トップ下とボランチでプレーの幅を広げながら、ここまで公式戦13試合出場で2得点をマークする。「ここからケガ人が戻ってきてポジション争いは激しくなる。ゴール方向をもっと意識して数字を残さないと」と成長欲は高い。

14位川崎Fとの一戦。現在15位で勝ち点は20で並ぶだけに、勝てば順位がひっくり返る。攻撃志向の強い両軍の対戦は注目度が高く、今季ホーム最多の観客動員になることが見込まれる。「いつもチャンスの時に声援が大きくなるのを感じる。ファンの方に喜んでもらえるようなプレーをしたい」。オレンジの声援を背に敵陣を切り裂き、勝利につながるゴールを奪う。【小林忠】

○…センターバックでの先発が予想されるトーマス・デン(27)は、リーグ前半戦最後の川崎F戦に向け「いつものように強い覚悟で臨む。(ここから)ホームゲームは全て勝つつもりでいく」と気合十分。力強さのある元フランス代表ゴミス、山田ら相手FW陣の対策については「昨季はうまく抑えられたかなと思う。彼らにいい機会を与えない」と、昨季シーズンダブルを達成した相手からの“3連勝”を誓った。

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