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【G大阪】最少失点対決の神戸戦に一森純「チャレンジャーのつもりで襲いかかっていきたい」


神戸戦に向けて取材対応するG大阪GK一森純(撮影・永田淳)

現在リーグ4連勝中、直近7戦で6勝1分けと絶好調のガンバ大阪が、ヴィッセル神戸、鹿島アントラーズ、FC町田ゼルビアとの上位対決に挑む。

21日は大阪・吹田市内の練習場で非公開練習を行い、翌日の神戸戦に備えた。

3位G大阪と4位神戸の一戦は、リーグ最少13失点同士の堅守対決となるダニエル・ポヤトス監督(45)は「タレントと確実性を持ち、決定的なところを決めてくる勝負強いチーム」と警戒。GK一森純(32)は「神戸の勝負強さは認識しているし、彼らの腕に光っているゴールドのマーク(優勝エンブレム)っていうのは簡単に手に入れることができないもの。僕らはチャレンジャーのつもりで襲いかかっていきたい」と昨季王者をリスペクトしながらも、立ち上がりから積極的な戦いを仕掛けていく考えを示した。

最終ラインから対角のロングボールを多用してくる神戸との対戦に向け、DF中谷進之介(28)はサイドでの攻防を試合のポイントに挙げた。「(ロングボールを)蹴らせないようにするというのはあるが、蹴ってくるでしょう。僕らの左サイド、(黒川)圭介のところで起点を作ってくるのはわかっている。セカンドボールを拾うのもそうだけど、まず最初のバトルのところでも負けないっていうのが大事。攻撃ではサイドで裏返すことも大事になる。(山下)諒也とウェルトンのところは押し込めるから、裏は徹底的に狙っていくべきだと思う」。神戸の攻撃に対して最終ラインを下げすぎず、全体をコンパクトにして攻撃に出て行けるかどうか。両サイドの攻防は見応えあるものになりそうだ。

2位鹿島の結果次第では、勝者が2位浮上の可能性もある大一番。鹿島、町田との連戦を控え、中谷は「これだけ大事な試合が3つ続くっていうのは本当に正念場だと思うし、上に残れるかどうか、大きな1週間になってくる」。最高の状態で臨む3連戦で、G大阪はその力が本物であることをあらためて証明する。【永田淳】

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