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【オイシックス】元中日、DeNA笠原祥太郎が地元への思いを語る「野球がやれているうちに」


入団会見でガッツポーズをするオイシックス笠原(撮影・斎藤慎一郎)

大好きな新潟を盛り上げる-。オイシックスへの入団が決まった新潟市出身の左腕・笠原祥太郎投手(29)が20日、新潟市のハードオフ新潟で入団会見に臨んだ。NPB時代から慣れ親しんだ背番号「47」のユニホーム姿も披露。小学生時代には何度も球場に通い、憧れのチームでプレーすることを夢に見ていた。この日、22日楽天とのホーム2戦目で先発することも発表された。

   ◇   ◇   ◇

緊張気味もどこか安心感があるような表情だった。「こんにちは」から入り、「笠原祥太郎です。今回、オイシックスさんに話をいただき、入団させていただけること、地元でもあるので本当にうれしく思います」。紺色のスーツを身にまとい、なつかしい新潟の地で、しっかりとあいさつした。

いつか故郷でプレーすることが目標の1つだった。6月に台湾プロ野球の台鋼ホークスを退団。「僕自身もどうしようかなって」と悩んでいる時に、すぐに声をかけてくれたのが、地元のオイシックスだった。「体が元気で、野球がやれているうちに(新潟で)やりたいなっていう気持ちはあったので。お話をいただいた時には、もうすぐにお返事させてもらった」と明かした。

もちろん戦力として、腕を振る。シーズンも折り返しを迎え、選手たちの疲労感も否めない中で、貴重な左腕を補強。橋上秀樹監督(58)からも「選手としてパフォーマンスをしっかり出して、チームの勝利に貢献してもらいたい」と期待を寄せられた。

凱旋(がいせん)登板も決まった。長岡市悠久山野球場で行われる楽天とのホーム3連戦の2戦目(22日)に先発することが発表された。「NPB復帰が1番の目標ではありますけど、新潟の野球を盛り上げることも僕の中での目標ではある。地元の新潟で投げられるということで、しっかり投げている姿を見てもらいたい」。新潟を盛り上げる新たなピースが加わった。【大島享也】

◆笠原祥太郎(かさはら・しょうたろう)1995年(平7)3月17日生まれ、新潟県出身。新津-新潟医療福祉大を経て16年4位で中日入団。17年9月18日巨人戦でプロ初勝利。18年の日米野球では日本代表に初選出。19年DeNA戦で開幕投手。22年の第1回現役ドラフトでDeNAに移籍。23年に戦力外を受け、24年からは台湾プロ野球の台鋼ホークスに入団し、同年6月に支配下登録抹消で退団した。NPB通算56試合登板11勝15敗、防御率4・44。178センチ、85キロ。左投げ左打ち。

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