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大谷翔平封じた救援投手をロッキーズ監督が称賛「あのピッチングが必要だった」8回2死一、二塁


ロッキーズ対ドジャース 8回表ドジャース2死一、二塁、見逃し三振に倒れる大谷(撮影・横山健太)

<ロッキーズ7-6ドジャース>◇19日(日本時間20日)◇クアーズフィールド

ロッキーズのバド・ブラック監督(66)が、8回の大ピンチでドジャース大谷翔平投手(29)を抑えた救援ジェイコブ・バード(28)を称賛した。

大谷は前日18日には特大の20号本塁打、この日は3点を追う2回2死満塁で走者一掃の同点中越えタイムリー二塁打を放ち、ロッキーズにとっては恐怖の存在になっていた。だが6-6の同点だった8回2死一、二塁で、3番手右腕バードが大谷と対戦。初球の96マイル(約155キロ)シンカーが甘く入ったがファウルとなり、3球目の低めスライダーで見逃し三振を奪い試合を左右する終盤の大事な局面でピンチを切り抜けた。

同監督はその対戦を振り返り「バードは、オオタニに対していい球を投げた。あの初球は打たれそうな球だったがファウルになってくれて。3球目はバックドアのいい変化球を投げて、持ちこたえてくれた。あのピッチングが必要だった。彼も感情を出していたね」とほめた。

前日は9回にドジャースに7点を追加されて大逆転負けし、判定に抗議し退場処分も受けるなどさんざんだった同監督。この日は「ブルペンががんばった。今日は選手たちから素晴らしいエネルギーを感じた。素晴らしい勝利だった。みんな喜んでいるよ」と満足そうだった。

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