<明治安田J1:横浜3-2広島>◇19日◇第13節◇ニッパツ
サンフレッチェ広島が横浜F・マリノスに2-3と競り負けた。
後半7分にMF満田が横浜MF天野の突破をファウルで止め、2枚目のイエローカードで退場となったことが最後に響いた。
10人になりながら後半27分、相手のミスからFW大橋がボールを持ち込み、豪快に勝ち越し点を奪うなど、随所に力強さを見せた。
カップ戦含めた直近の公式戦は8戦負けなしだったが、ついに土が付いた。
スキッベ監督は試合後、「横浜に勝利おめでとうございます」。さらに主審を名指しして「イエローカード、レッドカードのシーン、おめでとうございます。あれがゲームを決めたと思います」と皮肉を込めて言い放った。
前半にイエローカードをもらっていた満田を後半から交代させる考えはなかったのかと問われると、「マコ(満田)を代えるよりも審判を代えてほしい」と憤りは収まらない。
それでも加藤の先制点、大橋のゴールと見せ場を作った。気持ちを切り替えるかのように「スポーツですので、勝つチームもあれば負けるチームもあるので、(22日の)柏戦は佐々木も帰ってくるので次に向けて準備したい」と話した。