バルセロナが来季に向け、ライプチヒのスペイン代表MFダニ・オルモ(26)獲得に動いているとスペイン紙スポルト電子版が報じた。
同紙によると、バルセロナのスポーツディレクターを務めるデコは18日、ダニ・オルモの代理人フアンマ・ロペス氏をクラブのオフィスを迎えたとのことだ。その際に行われたミーティングでダニ・オルモがフリック新監督の優先事項の一つであること、そして契約に向けて全力を尽くすことを伝えたという。
ダニ・オルモの契約は27年6月30日まで残っており、契約解除金は6000万ユーロ(約99億円)に設定されている。しかし、バルセロナは依然として財政面に大きな問題を抱えており、この金額を捻出することはできない。そのためデコは選手の代理人に、ライプチヒと交渉して両者が満足できる形を見つけるつもりだと説明したとのこと。
ダニ・オルモに対しても高額な年俸を支払えないため、できる限り長期期間の契約をオファーすると同紙は伝えている。
(高橋智行通信員)