<ロッキーズ9-11ドジャース>◇18日(日本時間19日)◇クアーズフィールド
ドジャースが9回に歴史的な大逆転を見せた。
4-9で先頭パヘスが四球で出塁すると、ここまで安打を打った20試合全勝のロハスが右前打。1死満塁で、代打ヘイワードが右翼ポールに当てる4号グランドスラム。8-9に詰め寄った。
投手がボドニクに替わり、大谷が左前打で出塁した。暴投とスミス三振の後、敬遠を挟み、T・ヘルナンデス。「大谷が粘り強く安打を放って、何かが起こるかもと思っていた」と右翼へ起死回生の逆転3ラン。「どちらの判定にもなり得るくらいだった」という微妙なハーフイングがボールと判定され、抗議したロ軍ブラック監督が退場処分を受けた直後の1発だった。
ド軍が9回以降に5点差以上を逆転して勝ったのは、9回に4-9を追い付き、延長でサヨナラ勝ちした57年7月18日カージナルス戦以来、67年ぶり6度目。T・ヘルナンデスは「僕らはいつもクラブハウスで打席を無駄にしないと話し合っている」と胸を張った。