鹿島学園、打倒常総学院に燃える 自慢の「レフティー軍団」で３年ぶり聖地へ／茨城

茨城大会抽選会に出席した、左から鹿島学園・清水、常総学院・若林、土浦日大・中本（撮影・野見山拓樹）

＜高校野球茨城大会・組み合わせ抽選会＞◇19日◇水戸市・ザ・ヒロサワ・シティ会館

第106回全国高校野球選手権茨城大会（7月6日開幕）の組み合わせ抽選会が19日、水戸市内で行われた。

21年以来3年ぶりの聖地を目指すAシードの鹿島学園は2回戦から登場。12日に中央と牛久の勝者と対戦する。

自慢の「レフティー軍団」で頂点をつかむ。中根健太郎投手、大窪健介投手、須藤仁投手（いずれも3年）と3人の左腕を中心とした投手力の高さで、秋春と2季連続で県準優勝。今年就任した元ヤクルトの尾花高夫コーチ（66）の指導もあり、投手陣にはさらに磨きがかかる。捕手として3人の左腕をリードする清水僚太主将（3年）は「3人を中心とした守りで、守り勝っていきたい」と話す。

しかし、2季ともに常総学院に敗れての準優勝。清水は「全部が自分たちのことを食おうとしている」と警戒しつつも、「常総さんには2回借りを返せていない。今回の夏でしっかり返したい」と語気を強める。県内随一の投手力で、常総学院にリベンジを果たす。