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【展望】センバツ準Vの報徳学園が軸 夏3連覇狙う社や須磨翔風も後を追う/兵庫


兵庫大会の抽選会でくじを引いた報徳学園の福留希空主将

<高校野球兵庫大会・組み合わせ抽選会>◇18日◇明石市内

第106回全国高校野球選手権兵庫大会(6月30日開会式、7月6日開幕)の組み合わせが決まった。

センバツ準Vの報徳学園の初戦は7月11日、舞子-明石北の勝者に決まった。最速151キロ右腕の今朝丸裕喜投手(3年)と間木歩主将(3年)の2本柱が健在で、鉄壁の守備が軸の「守り勝つ」野球に隙がない。広島小園らを要した18年以来6年ぶりの夏の甲子園を目指す。

春の県大会を制した社は、総合力の高さで夏3連覇に挑む。エース福田海晴投手(3年)と西垣琉空捕手(3年)は昨夏の甲子園に出場するなど経験豊富。初戦は同10日、網干-鳴尾の勝者に決定した。

春県2位の須磨翔風はプロ注目右腕の槙野遥斗投手(3年)を軸に、春の近畿大会で4強入りを果たした。初戦は14日松陽-六甲アイランドの勝者と戦う。

履正社(大阪)前監督の岡田龍生監督(63)が率いる県春4強の東洋大姫路や、同春4強の明石商も虎視眈々(たんたん)と優勝をうかがう。

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