【中日】立浪監督「２人が頑張らないと点が入らない」リーグ戦再開の打線軸は細川成也と中田翔

試合前、言葉を交わす（左から）細川と中田（2024年4月2日撮影）

中日立浪和義監督（54）が最下位タイからの巻き返しへ細川成也、中田翔の主軸コンビに期待を寄せた。チームは16日の終了した交流戦を7勝11敗の10位でフィニッシュ。借金は交流戦開始前より4つ増やし今季最多「6」で終えた。

「細川の調子が上がって来ないというか、（打率）3割近く打っている。ずっと長打が出ていないことも、本人も気にしているんでしょう。いま任せられるのは細川しかいない」。今季は通算打率2割9分2厘、8本塁打、30打点。交流戦では打率こそ2割9分、0本塁打、2打点と精彩を欠いた。本塁打は5月5日ヤクルト戦での8号3ラン以来34試合ノーアーチ。それでも和製大砲のトンネル脱出に期待した。

主軸を形成するもう1人中田へも期待も高い。「5番、クリーンアップを打ってもらわないと困る選手。なんだかんだと、細川、中田あたりが頑張ってくれないと点が入らない」。今季3本塁打18打点だが、交流戦では2度の決勝打を決めている。リーグ最少159得点の攻撃力増へ打線の主役2人の発奮を待ち臨んだ。