【鹿島】天皇杯で負傷退場の知念慶がフル出場 新潟に苦戦「うまい。土俵に乗せてくれなかった」

鹿島対新潟　新潟と引き分けで試合を終え、サポーターにあいさつして回る鹿島イレブン（撮影・河田真司）

＜明治安田J1：鹿島1－1新潟＞◇第18節◇16日◇カシマ

4連勝中の鹿島アントラーズは、前節で首位FC町田ゼルビアに快勝したアルビレックス新潟と対戦し、1－1の引き分けに終わった。首位町田との勝ち点差は2に開いた。

12日の天皇杯・奈良クラブ戦で負傷退場したMF知念慶（29）が先発フル出場した。知念は「（天皇杯で）筋肉系をちょっとやりそうだったので交代したんですけど。翌日はそんなに悪くなかったので、いけるなと」と説明した。

中盤でボール奪取など強度の高さは見せたが、相手のボール回しに、プレスがはまらず苦戦した。知念は「（相手の）ポゼッションはうまいですね。自分たちが前からいっても取られないような回し方だった。自分たちの土俵に乗せてくれなかった」と悔しさをにじませた。