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【日本ハム】万波中正“11球団制覇弾”も白星ならず「一矢報いた」巨人菅野撃ち交流戦4発目


日本ハム対巨人 6回裏日本ハム1死、万波は右越え本塁打を放ちガッツポーズをする(撮影・佐藤翔太)

<日本生命セ・パ交流戦:日本ハム3-3巨人>◇16日◇エスコンフィールド

“11球団制覇弾”も、勝利にはつながらなかった。

日本ハム万波中正外野手が「日本生命セ・パ交流戦」の巨人戦で、同点の6回1死、巨人先発菅野から右越えに交流戦4本目となる9号ソロ。日本ハム以外の11球団で唯一なかった巨人相手の1発も、8回に追いつかれ、今季3度目の引き分けに終わった。交流戦7勝9敗1分けで、18日の最終戦となる阪神戦(甲子園)で勝利しても勝率5割を超えられず、負け越しが決まった。

   ◇   ◇   ◇

万波が球界を代表する右腕から、節目の1発を放った。2-2の6回1死で迎えた第3打席。カウント1-2と追い込まれてから菅野の外角高めストレートに反応した。逆らわずに右へはじき返すと、打球は勢いに乗り、右翼ブルペンへ吸い込まれた。2打席目まで連続で空振り三振に倒れていたが“三度目の正直”で結果を出し「いいようにやられていたので、一矢報いることができて良かった」と振り返った。

昨季までに9球団から本塁打。12日中日戦で小笠原から左中間に8号3ランを放ち、11球団制覇へ“リーチ”をかけていた。最後のとりでだった巨人戦初本塁打は、この日が初対戦だった通算126勝の好投手菅野から放った。「プロ入り前から第一線で活躍してる投手から打てたのは、本当にうれしかった」。この1本で、3シーズン連続2ケタ弾にも1本に迫った。

逆方向への打球は好調の証しだ。今季9本中、右方向への本塁打は5月15日西武戦で左腕の隅田から右翼へ放った5号3ラン以来2本目。「つかまえた打球があっちに行ってるのはホームランに限らず、すごくいいこと。あんまりスライスせずにまっすぐ飛んだ。いいバッティング」と手応えを口にした。

交流戦負け越しは決定も、18日には、今季1発を放っている甲子園での阪神戦が控える。「勝って終わりたい。素晴らしいピッチャーと対戦させてもらう中で、みんなで粘ってやっていこうっていう感じはずっと出ている。それを勝ちにつなげられるような1本を打てるように」。交流戦4発目で、トップのDeNAオースティンと1本差。“キング”の座をかけ、ラスト1戦に臨む。【永野高輔】

○…松本剛が3試合連続安打となる先制打を放った。3回2死三塁で菅野のカットボールを「うまく打てたかなと思います」と中前へ運んだ。その直後に「あれは、いいスタートが切れた」と二盗も成功。これでチームトップの今季14個目の盗塁。「足の状態もいいので、自信も去年よりある。行けるところは行こうかなと思います」と話した。

○…水野がしぶとく一時同点打を放った。1点を追う4回2死一、三塁で左翼線へ落とす適時二塁打。「逆転された直後で2アウトから(細川、レイエスが)つくってくれたチャンスだったので、絶対にかえす思いで打席に入りました」。3試合ぶりの安打で12試合ぶりの打点をマーク。チームは延長戦の末に引き分けで勝ちきれなかったが、大きな得点となった。

▽日本ハム水谷(右膝裏の違和感や疲労を考慮され、ベンチスタート。延長12回に代打で空振り三振)「今日は何もないです。(右膝裏は)問題ないです」

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