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【大学選手権】早大、9年ぶり日本一あと1歩及ばず 印出太一主将「もう1回厳しい練習を」


青学大対早大 1回裏早大2死一塁、左二塁打を放ちガッツポーズの印出(撮影・野上伸悟)

<全日本大学野球選手権:青学大2-1早大>◇16日◇決勝◇神宮

15年以来9年ぶりの優勝を目指した早大(東京6大学)は日本一にあと1歩及ばなかった。印出太一主将(4年=中京大中京)は試合後、「自分たちが勝負強さを発揮できれば分からない展開の試合ではあった」としつつ「攻め込めなかった」とチャンスで1本が出なかったことを悔やんだ。

一方、投手陣は粘りを見せた。先発した鹿田泰生投手(4年=早実)は5回に3安打を浴びて2点を失ったが、5回2失点と試合をつった。捕手として鹿田をリードした印出は「これまで受けてきた中で一番気持ちが入っていて、精度もすごく良かった」と振り返った。小宮山悟監督(58)も「鹿田は責められない。素晴らしい投球だったと思います」とねぎらった。後を受けた宮城誇南投手(2年=浦和学院)、香西一希投手(2年=九州国際大付)も粘りの投球を見せ、ともに無失点でつないだ。

主将は「もう1回厳しい練習をして、日本一を争える舞台に帰ってくるしかない」と秋に向けて再出発を誓った。

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