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【とっておきメモ】交流戦初Vの楽天今江監督「すがるものがないとやっていけない時も…」の変化


2月20日、万全の日焼け対策をする今江監督

<とっておきメモ>

<日本生命セ・パ交流戦:楽天5-3広島>◇16日◇楽天モバイルパーク

今江イーグルスが球団創設20年目の節目に花を添えた。楽天が16日、「日本生命セ・パ交流戦」最終戦の広島戦(楽天モバイルパーク)を白星で飾り、交流戦初優勝を決めた。今江敏晃監督(40)が6月に入って4番に据えた鈴木大地内野手(34)が12球団制覇弾となる1号2ランを放つなど、序盤に5点を先行して逃げ切り。同率首位で並んでいたソフトバンクが阪神に敗れ、リーグVと日本一を成し遂げた13年以来の「優勝」をつかんだ。

   ◇   ◇   ◇

楽天の交流戦初優勝は指揮官の験担ぎが後押し? ロッテ時代に2度の日本シリーズMVPに輝くなど勝負強さが光った今江監督。勝負師ならではのマイルールがあるのかと思いきや…。「験を担ぎ出すと逆にいろいろ大変」と現役時代は自然体を貫いてきた。

昨年10月から監督に就任し「考えることばかり」と四六時中、野球と向き合う。リフレッシュ方法はサウナに入ることだが、その時も「ずっと考えている」という。サウナから出て「水風呂に入った時が唯一、頭がぽかっとなる」。心が休まる瞬間はその一瞬だけだ。

沖縄春季キャンプでは連日、日焼け対策でフェースカバーを着用していた。交流戦期間の試合前の囲み取材では、日が差す日も、室内でも“沖縄スタイル”で報道陣に対応。理由はフェースカバー姿で取材を受け始め、連勝が続いたから。連敗時にはシューズの色をレッドから蛍光イエローに変えたこともあった。

「監督としてスタートし、人生の中であまり験は担がなかったんですが、何かすがるものがないとやっていけない時もある」。現役時代からの“こだわり”を捨て、つかんだ頂点だった。【楽天担当=山田愛斗】

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