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【阪神】打線改造実らず2連敗でBクラス転落、8安打放つも2得点止まり 岡田監督「点取らな」


ソフトバンク対阪神 5回裏ソフトバンク1死二塁、打者栗原を迎え投手交代を告げる岡田監督(撮影・加藤哉)

<日本生命セ・パ交流戦:ソフトバンク6-2阪神>◇15日◇みずほペイペイドーム

阪神が打線改造実らず2連敗でBクラスに転落した。「日本生命セ・パ交流戦」のソフトバンク戦で相手を上回る8安打を放つも2得点止まりと波に乗れず。2カード連続のカード負け越しで、4月16日以来のリーグ4位に後退だ。首位広島との差はじりじりと広がって今季最大タイの4ゲーム。貯金も底をついて再びゼロだ。

   ◇   ◇   ◇

4番佐藤輝も効果てきめんとはいかなかった。安打数はソフトバンクの6本を上回る8本を放った。しかし、得点は前川の一ゴロ、糸原の中前適時打による2点だけ。試合後の岡田監督は「いやあ、そら、初回3点は重いよ。(打線の)今の状況から言ったら」と苦しげに切り出した。

ソフトバンク先発右腕の東浜を前に、9人中6人の左打者を並べた。前日まで4番だった近本を13試合ぶりに「1番中堅」に、4番には今季2度目となる佐藤輝。しかしこの日も、再三の好機であと1本が出なかった。

初回、敵失で出塁した近本が二盗を決め、いきなり無死二塁の好機をつくるも中野と森下が凡退。4番佐藤輝も、内角のカットボールを高々と打ち上げた。6回1死一塁では、右翼ライン際への二塁打を放ち好機を広げたが、8回無死一、二塁の絶好機では再びスライダーを打ち上げ左飛に終わった。

前夜に続き、つながらない打線に岡田監督は頭を悩ませる。「いい形なっとったら、タイムリー出なあかんやん。なんぼ形作っても、点取らなあかんねんから。そこで打つか、打たへんかいうこと」。計5イニングで二塁まで走者を進めるも、得点を積み重ねられず。好機を逃さず大きな1発で仕留める、この日のソフトバンク打線とは対照的になってしまった。

2カード連続の負け越しとなり、4月16日以来2カ月ぶりの4位後退となった。首位広島とは4ゲーム差。4月13日以来の今季最大ゲーム差となり、背中がまた遠のいた。それでも、30勝30敗4分けの勝率5割。岡田監督はどこかさばさばとしていた。「うん、また(貯金が)ゼロなったいうことやろ」。ここからもう1度、貯金を作るためにスタート。3タテはなんとか阻止して、本拠地甲子園へ戻りたい。【磯綾乃】

○…佐藤輝明内野手(25)が7日の1軍昇格後、初めて長打を放った。4月14日の中日戦(バンテリンドーム)以来、今季2度目の「4番三塁」で先発出場。1死一塁でソフトバンク先発東浜の2球目、141キロのシンカーを右翼線にはじき返し、この回の1得点に貢献した。「(打順は)気にせずに、打つことだけ集中していきました。長打だったのでそれはよかったです」とうなずいた。

▼セ・リーグの順位決定法 セ・リーグのアグリーメントには、リーグ優勝球団は(1)勝率1位。勝率1位が2球団以上となった場合は(2)最も勝利数の多い球団。2球団が勝率と勝利数が同じ場合は(3)当該球団間の勝率が高い球団。さらにそれも同じ場合は(4)リーグ内対戦成績(各125試合)の勝率高い球団。それも並んだ場合は(5)前年度順位が上の球団、の順で決める。2位以下も同方式に従って決定する。今回はDeNAと阪神が勝率5割で並んだが、勝利数31勝で30勝の阪神を上回るDeNAが上位となる。なお、パ・リーグは同勝率球団が複数の場合は(1)当該球団間の対戦勝率上位、(2)リーグ内対戦成績(各125試合)の勝率が高い順(3)前年度順位の上位、の順で決める。

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