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【清水】17歳西原源樹に「西原商会」個人支援スポンサー決定「名字が一緒で。ありがたいです」


プロ契約締結の会見後に握手する清水の反町ゼネラルマネジャー(右)と西原

J2清水エスパルスのユース所属でプロ契約を結んだMF西原源樹(もとき、17)が13日、静岡市内のクラブハウスで記者会見に臨み、J1昇格への決意を新たにした。現役高校生でのプロ契約は、12年のMF石毛秀樹(29、G大阪)以来12年ぶりで、クラブでは史上3人目。期待のホープを支援する異例の「個人スポンサー」契約も決まり、さらなる飛躍を誓った。

◇  ◇  ◇

本人も驚くスピード出世だった。西原はユース所属でJリーグの公式戦に出場できる2種登録選手として今季開幕戦でプロデビューした。4月20日の仙台戦では、17歳4カ月4日でのクラブ公式戦最年少ゴールをマーク。一躍脚光を浴び、今月6日にプロC契約を結んだ。とんとん拍子で夢が実現し、「自分のニュースをネットで見て、プロになったんだと思った」と素直な思いを口にした。

うれしいサプライズもあった。プロ初得点を挙げた仙台戦でのヒーローインタビュー直後、試合放送中のDAZN(ダ・ゾーン)で鹿児島市に本社を置く企業のコマーシャルが流れた。偶然にもその企業名が同じ名字の「西原商会」だった。SNSなどの反響を知った同社の西原一将社長が日本サッカー協会副会長を務めている縁もあり、西原個人を支援するサポーティングパートナー契約に至ったという。

現役高校生では異例の待遇で、西原は「名字が一緒というだけで。ありがたいです」と謙遜しきりだった。ただ、意識は変わりつつある。今季は12試合に出場し、2得点。結果には満足していない。首位で折り返したリーグ後半戦を見据え、「エスパルスの一員としてJ1昇格に貢献したい」と力強く話した。

秋葉忠宏監督(48)が「これからの成長が楽しみ」と話せば、反町康治ゼネラルマネジャー(60)も「もっと向上心を持ってやっていってほしい」と期待する。クラブの次代を担う17歳の目標は「日本代表に入ること」。まずはチームでの信頼を勝ち取り、1歩ずつ階段を上っていく。【神谷亮磨】

◆西原源樹(にしはら・もとき)2006年(平18)12月16日、群馬県生まれ。小1からファナティコス(群馬)で競技を開始。中学から清水ジュニアユースでプレーし、ユースに昇格。U-16、17日本代表。J2通算12試合出場2得点。家族は両親、兄、姉。180センチ、70キロ。右利き。

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