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<日本生命セ・パ交流戦:オリックス-阪神>◇13日◇京セラドーム大阪
2シーズンぶりにスタメン出場した阪神豊田寛外野手(27)が、うれしいプロ初安打からの、特大の二塁打を放った。
2回2死一塁、オリックス田嶋から右前打。今季2打席目、プロ通算11打席目での初安打だ。ボールは回収され、三塁側ベンチに届けられた。
さらに4階1死一塁では左翼フェンス直撃の二塁打。本塁打まであと1メートルもないほどの、本塁打級の当たりだった。これで1死二、三塁とチャンスメーク。梅野の遊ゴロの間に三塁走者原口が生還。左手でベースをかすめる「神走塁」にリクエスト判定もセーフのままだった。これで阪神は9日西武戦以来、23イニングぶりの得点となった。
豊田は初回の守備では、先頭来田の当たりを捕球できず、プロ初失策を犯していた。ミスを挽回する一打。即戦力を期待され21年ドラフト6位で入団した男が、ようやく1歩目、それどころか得点不足の打線の起爆剤となっている。