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センバツ4強の中央学院、春県準Vの悔しさ糧にメンタル強化 中村主将「常に戦う姿勢で」/千葉


春夏連続出場を誓い、ガッツポーズを見せる中央学院、主将の中村(撮影・保坂淑子)

<高校野球千葉大会・組み合わせ抽選会>◇13日◇千葉県スポーツ科学センター

今春センバツ4強で、春の県大会準優勝の中央学院は第1シードでクジを引き、秀明八千代、松戸向陽の勝者と12日、初戦を戦うことが決まった。

準々決勝までの同じブロックには、Cシードの千葉学芸、ノーシードの木更津総合と、強豪がひしめく。中村研心主将(3年)は「センバツは4強までいったけど、春は県大会決勝で専大松戸に負けた。悔しい気持ちがあって、それを原動力に夏に向かっています」と、表情を引き締めた。

課題のひとつに挙げたのはメンタル面。「千葉の夏は7回連続で勝たないといけない。普通のメンタルでは勝てない」。夏は、18年の100回大会で優勝して以来、21年の4強入りが最高。昨年は5回戦敗退と、中村も千葉で勝ち抜く苦しさは身に染みて感じている。「練習から試合を想定して、平常新でプレーできるように鍛えています」と、毎日の練習からメンタル面の強化に取り組んでいる。

7月6日に開会式が行われ、同10日に開幕する。選手たちは千葉の頂点、そして甲子園をしっかりと見据えている。「自分たちが逆境の場面でも感情がぶれないように、常に一定の感情で戦えるように。戦う姿勢を見せていきたい」。春、あと少しでつかめなかった全国制覇へ、心身ともに成長し、甲子園に戻る。

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