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【大学選手権】東日本国際大2年ぶり8強 三井颯大V打「投手を楽にしたい気持ち強かった」


和歌山大対東日本国際大 7回裏東日本国際大2死二塁、先制の中前適時打を放つ三井(撮影・たえ見朱実)

<全日本大学野球選手権:東日本国際大1-0和歌山大>◇12日◇2回戦◇東京ドーム

東日本国際大(南東北)が1点差ゲームを制し、2年ぶり5度目の8強入りを決めた。

7回表まで続いた沈黙を三井颯大捕手(2年=聖望学園)が破った。7回2死二塁で、つまり気味の打球が右中間へ落ち決勝点を挙げた。「投手を楽にしたい気持ちが強かったので決められてうれしかった」と笑顔をみせた。

捕手への思いは人一倍だ。聖望学園(埼玉)時代は22年夏の甲子園に、チームとして13年ぶりの出場を果たした。チームは初戦の能代松陽(秋田)戦で19年ぶりの白星も、三井は自打球で左足を骨折。本番では、マスクを被らず三塁手としてプレーし「悔しい思いもあった」という。

同大へ進学後は1年春から公式戦に出場し、同年の全日本大学選手権では仙台大(仙台6大学)戦で7回からマスクを被った。今春のリーグ戦では全試合に捕手として先発出場。「捕手として上を目指したいのでこだわりは強い」と、悔しさを糧にスタメンマスクをつかみ取った。次戦は13日第4試合で上武大(関甲新)と4強入りを争う。「最高の景色を見せてあげたい」とベンチを外れた仲間の思いも背負い、全国の頂点を目指す。【木村有優】

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