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【大学選手権】プロ注目の東海大九州・広池康志郎「8割ぐらい」余力残し自己最速151キロ


中部学院大対東海大九州 東海大九州先発の広池(撮影・野上伸悟)

<全日本大学野球選手権:中部学院大3-2東海大九州>◇10日◇1回戦◇神宮

プロ注目の大型右腕、東海大九州・広池康志郎投手(4年=都城農)が、自己最速を1キロ更新する151キロを大舞台でたたきだした。

0-0の2回2死。185センチ、85キロの長身から投げ込み、7番元山蔵之助内野手(3年=熊本国府)への3球目に更新した。5球目の149キロ直球を中前へ運ばれたが、後続を打ち取って無失点に切り抜けた。

しかし4回。中部学院大の上位打線に3連打を浴びて、先制点を献上。なおも2死一、三塁のピンチで6番元山に2打席の連続安打で中前適時打を許し、2点目点を与えた。

広池は5回7安打4奪三振2失点で降板。「立ち上がりが悪いので初回から飛ばしすぎて、4回からつかまってしまった」と、振り返った。

今季リーグ戦は体調不良のため、1回1/3のみ登板。公式戦での登板期間は空いたが「なんとか選手権は投げたかったので。自分の中で頑張って間に合わせました。8割ぐらいですかね」と、余力を残した状態での自己最速更新。ポテンシャルの高さを示した。

チームは終盤に2点を追い上げるも、あと1本が出ず。7年ぶり12度目の出場となったが、初戦で姿を消した。

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