<パイレーツ10-6ドジャース>◇5日(日本時間6日)◇PNCパーク
最速164キロの剛腕新人ポール・スキーンズ投手(22)が、アマ時代から憧れの存在だったドジャース大谷翔平投手(29)との初対決を振り返った。
初回の第1打席は、すべて100マイル(約161キロ)以上の速球3球で空振り三振。ところが、3回2死一塁の第2打席では、フルカウントから100・1マイル(約161キロ)の速球をバックスクリーンへたたき込まれた。さらに、第3打席では一・二塁間を破る痛烈な右前打を許した。
試合後は、速球を痛打された場面や大谷の印象について話した。大谷の1発が、メジャー5試合目で初被弾。「その前にうまくいっていたし、(球種の)選択はよかったと思う。ただ、彼はマジでいい選手。このレベルではこういうことは起こる。いい選手には脱帽するしかないよ」とにこやかな表情で振り返った。
5回にもソロ本塁打を浴びたものの、大量リードもあり、3失点で交代。無傷の3勝目を挙げた。