銀行詐欺および税金の虚偽申告で訴追されているドジャース大谷翔平投手の元通訳、水原一平被告(39)が、14日の公判で罪状認否について無罪を主張する見通しであると13日(日本時間14日)、AP通信が報じた。同被告は既に罪を認めて減刑を求める司法取引に合意しており、無罪の主張は罪状認否合意に先立つ形式的な手続きだという。
14日にロサンゼルスの連邦裁判所で行われる予定の罪状認否では、ローゼンブルース判事が罪状認否を求める予定となっている。無罪の主張はあくまで手続きが進行する中での形式的なステップで、後日、水原被告は有罪を認めるとみられる。
水原被告はスポーツの違法賭博で大谷の銀行口座から約1700万ドル(約26億4000万円)を不正送金した。2つの罪の合計で最長、禁錮33年の刑が課される可能性があるが、司法取引で減刑される見通し。