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ジーコ氏とトークショーのラモス氏「読売はジーコのフラメンゴがお手本」秘話明かす


16年ぶりの鹿島-東京V戦を記念しトークショーを行ったラモス瑠偉氏(左)とジーコ氏

鹿島アントラーズと東京ヴェルディが12日、カシマスタジアムで16年ぶりにJ1の舞台で対戦する。

1993年(平5)のJ初年度からリーグに参加した「オリジナル10」で、ライバル同士だった両クラブの対戦を記念し、試合前に鹿島のレジェンド・ジーコ氏と東京Vのレジェンド・ラモス瑠偉氏のトークショーが行われた。

ジーコ氏が「ラモスさんとは深い絆がある。鹿島・読売と今でも記憶に残る試合をしてきた」と振り返ると、ラモス氏は「私にとっては(ジーコ氏は)白いペレ、憧れの人。会う度に感動、テンションが上がる。天才で体が細くて。私たち体が細い人にも勇気を与えた。まさか、日本に来て日本のサッカー界を盛り上げてくれるとか夢にも思わなかった」と、ジーコ氏が来日当時を振り返った。

ラモス氏は、1977年に来日し、20歳で東京Vの前身の読売クラブに加入。来日当初の日本のサッカーを「草サッカー」だと感じたという。当時の日本のスタイルは「ロングボールから落としてシュート」ばかりだった。ラモス氏は、ジーコ氏が所属したフラメンゴのサッカーが好きだった。各選手が技術にたけ、アイデアあふれるプレーをしていた。1981年(昭56)にフラメンゴが来日した際、読売クラブの選手たちと観戦に出向いたという。

ラモス氏は「読売クラブはうまい選手が多かった。そこから練習でミニゲームも、フラメンゴのマネをした。1982年のワールドカップ(W杯)でも、ブラジル代表が世界中に示してくれた」。読売クラブが、「脱ロングボール」で技術を駆使したサッカーでリーグをけん引し、そこから日産も「読売みたいなことをしたい」と続いていったという。ラモス氏は「刺激与えてくれたのはジーコのフラメンゴだった」と感謝していた。【岩田千代巳】

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