<東京6大学野球:法大5-1東大>◇第5週第1日◇11日◇神宮
今秋ドラフト候補の法大・篠木健太郎投手(4年=木更津総合)が、投打の活躍で先勝に大きく貢献した。
投げては8回1失点(自責0)、打っては中越え2点適時三塁打を放つなど大活躍。篠木は「1人のバッターとしてチームの役に立ちたかった」と“9番打者”として直球を思い切りはじき返した。
一方でエースとしては「(今日の出来は)いやあ、全然良くなかったですけど」と苦笑いも、得意のカットボールを中心に7奪三振。「今日のピッチングを振り返って状態を上げていけたらと思います。優勝するために法政大学に入ってきているので。その覚悟を自分のピッチングで見せられたら」と力を込めた。
大島公一監督(56)は「篠木のピッチングとヒットがなければどうなっていたか分からない試合だったので、よく打ってくれました」と笑顔でたたえた。
篠木は5試合を投げて3勝1敗、防御率は1・03でリーグトップに躍り出た。