【新潟】藤原奏哉と遠藤凌のJ1初ゴールで粘るも、神戸に競り負け５敗目

神戸対新潟　後半、ヘッディングでチーム2点目を挙げる新潟遠藤（撮影・和賀正仁）

＜明治安田J1：神戸3－2新潟＞◇第12節◇6日◇ノエスタ

アルビレックス新潟はアウェーで昨季王者のヴィッセル神戸に2－3で競り負けた。

前半に2失点した新潟は後半6分に右DF藤原奏哉（28）のJ1初ゴールで反撃体制に入るも、直後の同10分にDF遠藤凌（25）のオウンゴールでスコア1－3に。同31分、遠藤が左CKの折り返しからJ1初弾となるヘディングシュートを決めて再び1点差に詰め寄ると、同45分にFW鈴木孝司（34）のパスからFW長倉幹樹（24）がゴールネットを揺らしたが、ラストパスを出したFW鈴木がオフサイドの判定を受け、同点ゴールは幻となった。

試合序盤に前節1ゴールのMF高木善朗（31）が負傷退場。ビルドアップでらしくないミスが続き、左クロスと左CKから失点した。後半はMF長谷川元希（25）を中心に2得点したが、前半の2失点が響いた。松橋力蔵監督（55）は「少しエンジンがかかるのが遅く、難しいゲームになった。入りの部分は考えないといけない」と話した。3勝4分け5敗で勝ち点13のまま。