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【巨人】坂本勇人の逆転3ランで2位浮上「最高の結果」菅野智之3勝、ルーキー西舘勇陽も快挙


巨人対中日 6回裏巨人2死一、二塁、3点本塁打を放った坂本(右)は生還し菅野から祝福される(撮影・滝沢徹郎)

<巨人3-2中日>◇25日◇東京ドーム

巨人坂本勇人内野手(35)の逆転3ランで勝利し、2位に浮上した。2点リードされて迎えた6回2死一、二塁から、内角直球を左翼スタンドに運んだ。11戦ぶりの1発で、チームの連続2得点以下も9試合でストップ。通算安打で歴代単独14位に躍り出た坂本の一打で、6回2失点の菅野智之投手(34)が今季負けなしの3勝目をつかんだ。また7回に登板したルーキー西舘勇陽投手(22)が1回無失点で、開幕戦でのデビューから10試合連続ホールドのプロ野球史上初の快挙を達成した。

   ◇   ◇   ◇

坂本が1発で球場の空気を一変させた。2点を追う6回2死一、二塁。1球見逃し、内角に入ってきた直球を振り抜いた。打った瞬間確信の感触。飛び込んだ沈黙の中日応援席とは対称的に、沸き上がる声援を受けながらダイヤモンドを1周した。3号逆転3ランで試合をひっくり返し「全然打てていなかったので、最高の結果となり本当に良かったです」。苦しんだ分、喜びもひとしおだった。

通算2340安打で歴代単独14位に躍り出た。23日中日戦(ひたちなか)で山本浩二氏の記録に並んだ際には「まだ通過点なので、積み上げられるように頑張ります」。今季は23打席連続無安打を喫し、阿部監督が一時的に2番に置くなど、試行錯誤が続いていたが、20日広島戦(マツダ)で自身185度目となる3安打猛打賞を記録。復活のきざしを見せた5日後だった。

不穏な空気が漂う前半戦だった。先発菅野が6回先頭の中日細川に弾丸ソロ本塁打を浴びた。5回の岡林の先制適時打に続き、今季初の複数失点。左翼席へ突き刺さる打球を見つめながら、唇をかんだ。3回までは中日打線をわずか1安打に抑える快投。マウンド上で、笑みを浮かべる余裕さえ感じさせる投げっぷりが、二回り目から徐々にとらえられた。

待ちに待った本拠地・東京ドームでの今季初登板だった。「やっと東京ドームで投げられるから、やっぱり楽しみにしてました。ちょっと特別な球場なんで、しっかりかみしめて」と臨んだマウンド。今季ここまで2勝無敗と安定感を発揮していた中で、6回6安打2失点で降板。劣勢ムードとともに、坂本の1発で黒星も吹き飛んだ。

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