ロバーツ監督、大谷翔平の特大弾に「彼は少し詰まった、と言っていたよ。ジョークだけどね」

ナショナルズ対ドジャース　9回表ドジャース無死、右越えに6号ソロ本塁打を放つ大谷。投手バーンズ（撮影・菅敏）

＜ナショナルズ1－4ドジャース＞◇23日（日本時間24日）◇ナショナルズパーク

ドジャース大谷翔平投手（29）が、2戦連発の今季6号ソロでチームの2連勝に貢献した。

2点リードの9回無死、右腕バーンズの真ん中スプリットを捉え、右翼2階席へ運んだ。打球速度118・7マイル（約191キロ）は通算177本の中で自己最速。強烈な一撃で貴重な追加点を奪った。

敵地ワシントンD・Cのナショナルパークではメジャー7年目で初。大歓迎で迎えられ、ファンの期待に1発で応えた。ロバーツ監督は「トップスピンがかかったようなライナーだったのに、2階席まで届いた。あれが出来る選手はそう多くない。ストライクゾーンを見極められている時は、彼をアウトにするのは難しい」と語った。

完璧な当たりで、すさまじいインパクト音を残した。だが、ロバーツ監督は「彼は少し詰まった、と言っていたよ。ジョークだけどね」と笑い、本塁打後のダグアウトでのやりとりを明かした。