starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

【ソフトバンク】山川穂高「完璧。打った瞬間いったと」確信歩き特大“どすこい弾”ホーム初披露


ソフトバンク対オリックス 4回裏ソフトバンク2死一、三塁、山川は3点本塁打を放ちどすこいポーズを決める(撮影・梅根麻紀)

<ソフトバンク9-7オリックス>◇19日◇ペイペイドーム

これぞ主砲の一振りだ! ソフトバンク山川穂高内野手(32)がホームで特大の“どすこい弾”を初披露した。4回2死一、三塁。オリックス山下の直球を仕留めた。左中間スタンド中段に飛び込む4号3ランは、本拠地での公式戦初アーチ。初回に先制の中前適時打、6回はダメ押しの左前適時打と3安打5打点の大暴れ。鷹の4番が責任を果たし、2位ロッテとのゲーム差を2に広げた。

   ◇   ◇   ◇

打った瞬間、それと確信する1発だった。山川はバットを振り抜くと、1歩、2歩…とゆっくり一塁へ駆け出した。「完璧。打った瞬間にいったと思ったので。納得ですね」。13日西武戦(ベルーナドーム)でパ・リーグ史上初の2打席連続満塁弾を放って以来、4試合ぶりの1発。ホームの公式戦では、移籍後初アーチだ。最後は声高らかにお決まりの「どすこ~い」。本拠地は球団史上初めて開幕戦から4試合連続で満員御礼。スタンドの鷹党も呼応した。

剛腕を一振りで粉砕した。5-4の4回2死一、三塁。山下が投じた2球目、真ん中直球を迷いなくフルスイングした。打球は左中間スタンドへ一直線。打球速度182キロ、中継局のテレビ表示では推定飛距離128メートル弾。会心の当たりだった。「山下投手のストレートなので。誰がどう見てもすごい。そこを1発で打てて良かった」と喜んだ。

長打力もあれば、軽打もある。0-0の1回1死一、二塁では先制の中前適時打。6回には2死三塁でダメ押しの左前適時打を放った。一塁の塁上で足がつったため、代走を送られてベンチに下がったが、今季初の3安打5打点の荒稼ぎ。打率こそ2割2分7厘と低調ながら、21打点は12球団トップの数字。これで打点を挙げた試合は6戦負けなし。「小さい時から4番を打ってきて4番にこだわりはある。4番で打てないと、他の打順で打てないときよりも悔しい。その分、やりがいはある」。ここまで全17試合で4番スタメン。重責のかかる定位置に座り続けている。

チームは前カードの敵地・日本ハム戦で1勝1分けと、今季初のカード負け越しを喫した。仕切り直しとなった昨季リーグ王者との本拠地3連戦でカード頭を取った。2位ロッテとも2ゲーム差とした。「もっといい数字を出して、もっと安心して見てられるようになりたい」。4番の背中が頼もしい。【佐藤究】

○…近藤が7試合ぶりに1発を放った。2点のリードを許した直後の3回裏。1死一塁からオリックス山下の151キロ直球を完璧に捉えた。打球は左翼テラス席に飛び込む3号同点弾に。「自分のスイングでストレートを仕留めることができました。追いつく1本となってよかったです」。柳田、山川に続く5番打者が、嫌なムードを払拭。一振りで試合を引き戻した。

好調な打撃でホークス打線をけん引する。これで10試合連続でヒットを飛ばし、打率3割4分5厘。この日も3四球で出塁率4割7分9厘。ともにリーグトップを快走中だ。日本ハムからFA移籍した1年目の昨シーズンは「本塁打&打点」のタイトルを奪取。2冠王の存在感は、4年ぶりのV奪回を狙う今シーズンもチームにとって頼もしい。

○…栗原が4戦連続マルチ安打を記録した。初回に1点を先制し、なおも1死満塁から中前へ2点目を追加する適時打。「打ったのはまっすぐ。チャンスでランナーをかえそうと集中した。追加点を取る打撃ができてよかった」。好機での快打に気をよくしたのか、5回にも先頭で左前打を放った。

○…先発東浜が4回6安打4失点で降板した。初回に打線が2点を先制したが、2回に同点とされると、3回にはセデーニョに勝ち越しの5号2ランを被弾。「先制点を取ってもらったのに、次の回に同点、そして逆転と、自分の投球ができなかった。そんな内容の中でも、逆転してくれた野手の方には感謝しかありません」。降板後はベンチでチームを応援し続けた。2勝目はならず「次の登板までに、しっかりと修正しないといけない」と反省しきりだった。

    Loading...
    アクセスランキング
    starthome_osusumegame_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.