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大谷翔平、得点圏で3度凡退「彼はもっといい仕事ができる」ロバーツ監督「話すつもり」助言示唆


ドジャース対ナショナルズ 4回裏ドジャース2死一、三塁、ニゴロに倒れる大谷(撮影・菅敏)

<ドジャース6-2ナショナルズ>◇16日(日本時間17日)◇ドジャースタジアム

【ロサンゼルス(米カリフォルニア州)16日(日本時間17日)=斎藤庸裕】ドジャース大谷翔平投手(29)が4試合ぶりのマルチ安打をマークしながら、得点圏で3度凡退した。

ナショナルズ戦に「2番DH」で出場し、5打数2安打。得点圏打率が19打数1安打の打率5分3厘まで下がった。試合前に生演奏を披露したX JAPANのYOSHIKIが観戦する前で豪快アーチが期待されたが、日本人のメジャー通算本塁打数の記録更新は、またも持ち越しとなった。

   ◇   ◇   ◇

持ち味の初球打ちが、裏目に出た。大谷は得点圏で、ことごとく凡退した。2回の第2打席は1死二、三塁で二ゴロ、4回の第3打席は2死一、三塁で二ゴロ、7回の第4打席は無死二塁から中飛。いずれも初球を捉えきれなかった。ロバーツ監督は「球数を投げさせれば、彼はもっといい仕事ができると思う。得点圏で、いつもより少し積極的になりすぎている。我々が落ち着かせないといけない」と渋い表情で指摘した。

得点圏に走者を置き、19打数1安打。打率は5分3厘まで下がった。試合前から話題に上がり、同監督は「前夜、彼は100マイル(約161キロ)か、それくらいの打球をセンターに放った。得点圏でライナーのアウトを何度も見ているし、フェンス際まで飛ばしている。ああいうスイングを続けていれば、落ち着くだろう」と前向きだったが、試合後はさすがに違った。「球数を投げさせるよう話すつもり」と大谷への助言を示唆した。

一方で、大谷は積極性が強みでもある。昨年の得点圏打率は3割1分7厘で、メジャー通算でも2割8分8厘と苦手な訳ではない。むしろ期待され、スタジアムが盛り上がるほどアドレナリンが出て集中力が増す。この日は、試合前にロックバンド、X JAPANのYOSHIKIと対面。握手であいさつを交わし、同僚の山本ともに記念撮影を行った。日本人メジャーの通算本塁打数で記録を更新する1発を期待されていただけに、力みも多少あったのかもしれない。

第5打席では外角高めに大きく外れたボール球に手を出し、弱い打球のゴロで三塁への内野安打となったが、結果よりも打撃内容に不満げだった。開幕からノーアーチが続いていた際はロバーツ監督から「自分らしくいてくれればいい」と声をかけられ、結果は好転した。指揮官の言葉が、今回はどう転ぶか。いずれにしても、大谷自身も納得できる打撃が求められる。

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