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メジャー対応、思わぬ苦戦も=カブス1年目の鈴木―野球クローズアップ(3)・完


 5年総額100億円とも言われる大型契約を結び、鳴り物入りで米大リーグ移籍を果たしたカブスの鈴木誠也。開幕直後には打撃でチームを引っ張り、4月の月間最優秀新人に選ばれる上々のスタートを切ったが、新天地での挑戦は驚きから始まった。  ブルワーズとの開幕戦で対戦したのは、前年サイ・ヤング賞(最優秀投手賞)右腕のバーンズ。「あのカットボールはちょっと衝撃的。自分の想像をはるかに超えていた」。初安打を記録した安堵(あんど)とともに、メジャーのレベルを思い知らされたという。  試合前の全体練習をしない日があるなど、プロ野球との違いには戸惑いも多かった。調整に試行錯誤し、長距離の移動が続いた時期には睡眠障害に苦しんだことも。「すごく長い、しんどい日々だった」。本拠地での試合後は、他の選手が帰った後も室内練習場で打ち込むのが日課だった。  左手薬指の負傷による離脱などもあり、1年目は111試合出場で打率2割6分2厘、14本塁打、46打点。「成績はものすごくふがいないし、全然納得がいかない」。一方で、新たな挑戦には心境の違いも感じている。「気持ちの高ぶりというか、プロに入りたて、(試合に)出たての時のような、やってやろうっていう気持ちが出てきた。こっちに来てよかった」  チーム再建中のカブスで、中心的な選手の一人となることが期待されている28歳。「失敗したり成功したり、すごくいい勉強になった。まずはしっかり身体をつくって、あとはもうやるしかない」。メジャー2年目へ自覚を口にした。 (ニューヨーク時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕ブルワーズ戦の5回、メジャー初安打となる左前打を放つカブスの鈴木誠也=4月7日、シカゴ
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