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王国相手に4年前の再現=受け継がれる不屈の精神―W杯サッカー・クロアチア


 クロアチアが4年前の再現をやってのけた。しかも、王国ブラジルを相手に。前回ロシア大会に続き、2試合続けてPK戦を制して4強入り。準優勝だった前回も率いたダリッチ監督は「優勝候補の筆頭を倒してしまった。最高の勝利で、最高の試合だ」と誇った。  0―0で迎えた延長前半の終了間際、ネイマールに一瞬の隙を突かれ、先制を許した。相手はボールをゆったりと保持する逃げ切り態勢を取ったが、慌てはしなかった。  「クロアチアには、絶対に諦めないという信念がある」と指揮官。延長後半12分に好機が訪れる。左サイドから速攻を仕掛け、オルシッチのクロスにペトコビッチが左足を合わせた。ボールは名手アリソンの指先を抜けて、ネットを揺らした。  勢いそのままに迎えたPK戦。またも立役者となったのは、日本戦で3本を止めたGKリバコビッチだ。クロアチアは先蹴り。1本目を止めて流れを呼び込むと、味方は4人連続で成功。相手の4人目がポストに当てる失敗で決着となり、5度目の対戦で初めてブラジルから勝利を手にした。  1次リーグから先発メンバーをほぼ固定しているにもかかわらず、とにかく全員が懸命に走る。圧倒的な個の技術を誇るブラジルに対し、クロアチアの泥臭く戦う姿勢が際立った。攻守にけん引した37歳のモドリッチも120分を戦い抜いた。  「質の高い若手も多く、とてもいいチームだ。僕らには信念と自信がある。こうやって勝つと、大きな喜びとともに自信も湧いてくる」とモドリッチ。世代交代は進んでも、不屈の闘志はしっかりと受け継がれている。 (アルラヤン時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕PK戦でブラジルに勝利し、GKリバコビッチ(中央)に駆け寄って喜ぶクロアチアイレブン=9日、アルラヤン(ロイター時事) 〔写真説明〕PK戦でブラジル(手前)に勝利し、喜ぶクロアチアの選手ら=9日、アルラヤン(EPA時事) 〔写真説明〕前半、指示を出すクロアチアのダリッチ監督=9日、アルラヤン
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