豊山「毎日キラキラ」＝引退会見でライバル回想―大相撲

　大相撲九州場所限りでの引退を発表した、元幕内で西十両４枚目の豊山（２９）＝本名小柳亮太、新潟県出身、時津風部屋＝が２９日、リモートで記者会見に臨み、「毎日がキラキラして楽しい日々だった」と土俵生活を振り返った。 　両腕に痛みを抱え、九州場所前には師匠の時津風親方（元幕内土佐豊）に「限界を超えた」と伝えていた。大学時代からのライバルだった元大関朝乃山に触れ、「彼が（番付で）上がると奮い立った」と回想。思い出の取組には、２０１８年名古屋場所千秋楽で、既に優勝を決めていた御嶽海を破った一番を挙げた。日本相撲協会には残らず、今後はトレーナーの道を志すという。　（了）【時事通信社】