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基本技術から指導者育成まで=ドイツに影響受けた日本サッカー―W杯サッカー


 世界を驚かせた大金星。その相手ドイツは、日本サッカーがこれまでお手本とし、教えを受けてきた親とも言える存在だ。  1964年東京五輪に向けた強化として、ドイツ人の故デットマール・クラマー氏の指導が始まったのが60年。基礎的な技術をたたき込んだだけでなく、コーチ制度やリーグ戦の重要性など、発展に欠かせない提言を残してくれた。  日本協会の田嶋幸三会長は1983年、西ドイツ(当時)に留学し、指導者の育成制度を日本に持ち帰った。「彼らが体系的にまとめたものは日本人にとって非常に勉強しやすい。同一のものを入れて、それを日本中に発展させて今がある」  代表選手としてクラマーさんの指導を受け、後にJリーグの初代チェアマンを務めた川淵三郎さんは「クラマーを中心としたドイツの日本への貢献度というのは、本当に表現できないくらい」と感謝する。カタールで対戦が決まった後には「勝って『ドイツのおかげですよ』なんて言えたら最高だね。田嶋がそれをドイツ語で言えば、最高の、感激のシーンだね」と話していた。  田嶋会長は「ここでドイツに勝てたんだというのは大きいが、やっぱり1勝」と気を引き締めた。恩返しには続きがある。 (ドーハ時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕「日本サッカーの父」と称された故デットマール・クラマーさん(EPA時事)
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